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水流の拳

「今日から寮生活か...」


そんなことをつぶやきながら僕は登校していた。

いきなり過ぎないとも思っていたけれど、まあ仕方ないよね。

リンは本当に忘れていたっぽいし、王様なんだからいつまでも暇じゃないだろうしね。


でもどうしても会いたくなったらフィーに伝えたらリンのとこ連れて行ってくれるって言っていたし、そうすればいいか。


教室につくと、ミストとセレナがいた。

「おはよう」


「おはよレオン」

「あ?お前かおはよう」


相変わらずミストは変わらないな。


「二人とも寮に入るの?」

気になったし聞いてみる。他に話題もないしね。


「ううん、私は家が近いから通いだよ」


なるほど、完全寮制ではないのか。

てか、それなら流石に僕も知っているか。


「そうなんだ。ミストは?」

「俺は寮だよ」


「レオンとミスト一緒の部屋だったりして」

「まさかね...」

.

.

.

「おはようみんな!」


今日も元気がいいねフィーは。まあ逆にフィーが暗かったら何かあったのかな?って思うけどね。


「今日はですね、まずは訓練場で手合わせしてもらいます!」


え、いきなり過ぎない?

.

.

.


そういって中庭にある訓練場にアルネのみんなできた。


「じゃあ始めようか。だれとやりたいとかあれば言ってね。

なければこっちで指定するから」


そういわれた僕らは周りをちらちら。

昨日の今日で、こいつとやりたい!ってなる方が珍しいよね。


そう思っていたらセレナが手を挙げた。

「はい、私レオンと戦いたいです!」


わお、確かに昨日言っていたけれど、まさかこんな早くになるとは...

.

.

.

「よっし、じゃあ二人とも準備はいい?もちろん致命傷とかを意図的に負わせるのは禁止。どちらかが参ったって負けを認めたら終わり。でも全力でね?」


「あ、もちろん契約者の使用は禁止。契約者抜きの実力で勝負しよう!」


「はい」

難しいな。まあでも全力で行こう。そうじゃなきゃ失礼だし、全力を出さなきゃ勝てないと思うしね。

うん、やるからには勝つ。


「じゃあスタート‼‼」


スタートの合図とともに、セレナは拳を構えた。

よく見ると両腕に武器をつけている。

セレナの容姿で拳で戦うらしい。


いや偏見だけどさ、正直杖とかで後方から魔法を飛ばしてくるかと思っていたよね。


「いくよ、水竜」

そういって左手を引いて構えた。


「さ・ん・れん‼」


掛け声と同時に拳を振るうセレナ。

それと同時に竜の顔が迫ってくるように水の衝撃波が三つ飛んできた。


避ける。いや...


「迎え撃つでしょ」


僕は剣を頭上に掲げて

「雷撃・四閃ッ」


雷の槍を四つ展開し、そのうち三つでセレナの技を相殺する。


つまりは僕の魔法の方が一枚多いわけだ。


しかしセレナは更に拳を引いて、その拳を地面に叩きつけ水の壁を張った。

「流石にこんなんじゃやられないよ」


そうセレナは言っているけれど、水しぶきでお互いは視認できない。

「雷速」


僕は今しかないと思って間合いを詰めに行った。

水しぶきが止んで、お互いを視認できた時には既に目の前。


「いくよ紫電」

掛け声と共に僕は武器にエンチャントして、剣を振りかざした。


「嘘?!」

そういいつつ腕をクロスしてガードの姿勢をとったセレナ。


拳の武器で剣の攻撃を防いだ。

「流石だな」


しかし勢いまでは殺せず、そのまま吹き飛べされていった。


手を抜いたら負ける。そう思っていた僕は咄嗟に

「落撃」


その合図と共にセレナがいるであろうところに雷を落とした。

砂埃が待った。

当たっているかは視認できない。


「今度は私の番だよ!」

そういって砂埃の中から勢いよく出てきたセレナ。


「蒼海」

青く光った拳を構えて、水流を使って間合いを詰めに来ている。


皆がみているところで使いたくはなかったけどやるしかないか。

剣を地面に突き刺し、上着を脱ぐ。

いやそうしなきゃこの装備の意味ないからね。

腰のベルトで止めているので服が地面に放り投げられるわけではない。


再び剣を握り直し、

「竜纏」


右手と剣を一体化させ、セレナが眼前に迫てくる直前、蒼海を剣で打ち返した。


「まさかこれを返されるとはね...」

セレナは少し落ち込んでいるように見える。


まあでも悪いけど

「決めさせてもらうよ」

そういって剣を構える。


「あー降参!参った」


え?ここで。

僕としては拍子抜けだ。


「いや最後の一撃が私の今の集大成だからね。あんな軽々返されうと勝ち目ないよ」

「いやそんな軽々なんて...」


実際軽々ではないし、使う気のなかった魔法まで使わされた。

まあ温存できる相手ではなかったしね。


「それにその実力なら契約者いるんでしょ?」

「うん。いるよ」


「うん、納得。負けて悔しいけど嫌な気分じゃないかな。

こんだけ強いならミストも認めるわけだ。」


「いやでもセレナも強かったよ。結構危なかった。というより判断が遅れていたら負けてたよ」


ほんとそう思う。次からは最初から竜纏が使えるようにしておこう。

服破きたくないしね。


「私ももっと強くならなきゃね」


「あ、勝者レオン‼」

そう思い出したようにフィーが言う。

僕の戦い方フィーにはどう見えているのだろう。


「じゃあ次は...」


フィーが次に戦う組み合わせを探していると…


「はいはーい、俺ミスティーと戦いたでーす。」

「あ?そう呼ぶなロン毛」


あれ、ロウとミストって犬猿の仲?

この二人大丈夫?

戦闘シーン難しいですね。

頑張って書いていますが、うまくかけているか心配です。

評価、ブクマ等々よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 戦闘シーン、本当に描くの難しいですよね。 今回の戦闘シーン、個人的には内容が頭の中で想像しやすくて、読みやすかったです! (あくまで個人の感想です) [一言] 次はミストとロウ! このまま…
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