顔合わせ
「さて、じゃあ全員揃ってるかな?
うん、大丈夫そうだね」
そう言いながらフィーは教室の端から端へ視線を向けた。
「じゃあ改めて合格おめでとう!
晴れて君たちは学院生です!それにアルネ!誇っていいことだよ!」
「問題児のクラスじゃないんすかー?」
すぐ前の席で、おちゃらけた調子で発言する子がいた。
紺色長髪竜人の男だ。初っ端から飛ばすな…
まあフィー相手なら平気だと思うけど。
「こら!問題児のクラスじゃないです!
特に優秀な子が集まってる凄いクラスなんだから」
そう訂正してはいるものの、まあ悪く捉えるなら普通のクラスでは面倒の見切れない子もいるってわけだからどちらも正しいんだろう。
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「じゃあ自己紹介でもしようか!
私はさっきもしたけど一応…
五天竜が一人、焔竜フィアンマ・テンペラ・トゥーラだよ!このクラスの担任で、焔と片手剣が得意!研究者じゃないから魔法に特別詳しいってわけじゃないけど、実力だけなら教師陣でもトップクラス!
戦いについてならなんでも聞いてね!」
うん、公国の最強五人のうち一人が担任って、期待されているのか、それとも問題児30人を抱え込むにはそれだけ戦力が必要なのか…いやまあ前者だろうけどね。全員が問題児なわけではないし。
そういう人もいるかもってぐらいだろうね。
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まあ順々と回っていって、残ったのは僕、ミスト、セレナ、後はさっきの問題児。
「じゃあ俺いきまーす。名前はロウ・メルド。まあ名前聞いてわかるやつもいると思うけど、嵐竜キース・メルドの弟だ。まあでもだからって威張る気もない。気楽にやってくからよろしく!」
「あれが…」「え?あんなのが…」
周りでは、みんな小声でえ?みたいなこと言ってるよ。まああのおちゃらけたのを見たらわからなくはないけど、だからあの態度なんじゃないのかな。
って思ったけどね。
「はーい、つぎつぎ!」
フィーが切り替えてくれた。助かる。
「皆さん初めまして、セレナ・ミュールです。
これからよろしくお願いします」
うん、礼儀正しくて安心。
普通はこうでしょ。
「ミスト・リベラ。特に言うことはない。
よろしく」
「稀代の名剣?」「本物?」
…こっちにも問題児いたよ。
しかも最後僕かよ。
「レオン・バスクです。あー、これからよろしくお願いします」
あれ、ミストと大差なかったかも…
他の同級生は今後どんどん出そうかなと思っていますが、話はこの4人が主体のつもりです。
あ、あと特異点の数を17→12人に変更しました。
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