装備調達02
「じゃあ次は小物類だね。武器はあるし」
そう言いながら前を歩いてくれているリン。
小物類って何だろうな。
あまり想像がつかない。
魔法使いと言っても、たぶんこの世界の魔法使いは魔法を使う人のことを言うのだから、錬金術とか調合とかそういう学者寄りのイメージがない。
なので僕的には小物類と言われてもパッとしない。
「リン、小物類って何を揃えるの?」
聞くのが一番だね。
「うーん、基本的には魔道具だね。光を灯せる魔道具と火をつける魔道具。火はともかく光は覚えるより、魔道具を買う方が手っ取り早いからね。」
なるほど。魔法の代わりと言うか、楽できるとこは楽するぞと言うか、便利アイテムって感じだね。
「さて着いたよ」
今度は大通りに面しているお店だ。
何だかあれだね。魔道具を売っているお店がこうも堂々と街中にあるのってすごいね。
まあ多分前世で言う家電とかと変わらないポジションなんだろうね。そう考えると納得。
そう考えながらお店に入る。
「いらっしゃいませ」
店員の人が挨拶をしてくれた。
こう言うのは変わらないんだ。と言うより多分このお店はスーパーとかに近いのかな?
直売ってより、チェーン店で色々扱ってるみたいな。いやイメージだけどね。
「じゃあ必要なのは、私が揃えてくるから好きに見てていいよ」
「おっけー、ありがとリン」
と、言うことなので色々みたいと思います。
適当に置かれている商品を見ていると、
「明らかにランタンみたいな見た目だな」
これが光を灯す魔道具なんだろうね。
どう見てもそうとしか見えない。
まあリンが言っていた通り小物類がメインだね。
大型の物はない。
そんな中一つ目を引くものがあった。
「なんだろう、この筒?」
覗いてみる。
「うわ、綺麗だな」
その中は、満点の星空のような暗闇に光る星たちの群れというか、万華鏡みたいな感じなんだけど、色がついてるわけではなく、延々と続く星空の模様を見ているような気分。
「どうしたのレオン?それ気に入った?」
後ろからリンの声がした。声の方に顔を向ける。
「うん、綺麗な星空なんだけど、星のような何かというか、本物の星空とはまた違う良さがあって」
「そっか。じゃあそれも買おう!」
「え?いいの!?」
「うん、いいよ。それくらい。レオン毎日頑張ってるしね。ご褒美」
「ありがとリン!」
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.
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まあ自分で言うのも恥ずかしいけど、さっきの僕多分相当子供っぽい表情というかキラキラした目でもしてたんだろうね。
この世界の年齢でも実年齢でもそうはしゃぐ歳じゃないから後から段々と恥ずかしくなってきたよ。
あ、それと後から聞いたけど、これの名前はソックって言うらしい。
「よし一通りの物は買ったし、後は服は届くの待ちだね」
「うん、楽しみだな。どんな服だろう」
「クルスはセンス良いからね!期待して待ってよう?」
この日は結局装備を整える…というか買い物つまりデートに1日使ったわけだ。
いやまあ実際は保護者と子供と言うか、姉と弟くらいの勢いだったけどね。
あ、あと他に買った物は、言っていた通りモルと呼ばれるランタンのような物とモファと呼ばれる円柱の少し大きめのライターみたいな物。
後はポーチだね。ポーチと言うよりショルダーバックみたいな感じかな。茶色い皮で作られてて個人的にはテンションが上がります。なんかかっこいいよね。
かなり楽しかったし、色々なものも知れたり見れた
うん、また買い物行きたいな。
「リン、また今度行こうね!」
最近上手く寝付けず、睡眠不足です。
眠いんですけど…短時間しか寝れず、ずっと眠い感じです。
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