装備調達01
さて、今日は装備の調達。
どんな服があるんだろうな、結構前世だと痛いのでも来られそうだし、楽しみだね。
「おはようリン」
「おはよ、レオン。今日は少し早起きかな?」
そう、恥ずかしながら早起き。
ちょっとワクワクしてたからね。
「うん、楽しみで寝れなくてさ」
「それはよかった!とびきり良いお店連れてくよ!」
ぐうぅぅぅぅ
「あ…」
お腹が鳴ってしまった。
「とりあえず朝ごはんにしようか?」
素直にそうすることにした。
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「今日はどんなお店行くの?」
そう聞きながら僕らはドラーヴェへ歩いていた。
実を言うと首都に行くのは2度目。訪れるのは3度目かな?
前回学院に行った以来だね。首都からこっちに来る時は飛竜で飛んだし、実はあまり見れていないから楽しみ。
「今日はまずは服屋さんかな。と言っても普通の服屋と言うより、魔法使い専門店って感じかな」
「普通のとは何が違うの?」
「うーん、まずは素材かな。霊糸って呼ばれている精霊が産んだ糸で作られているんだよ。
少量の魔力を通せば防具にもなる。
つまり軽くて頑丈ってことだね!」
なるほど。この世界では甲冑とかより、そっちがメインなのかな。
それよりも気になるのは…
「どんな服があるの?」
「うーん、それは本当たくさんと言うか、特注もあるしね。ドレスとかにする人もいるし、普通の服、戦いを意識した服。人それぞれかな」
「そ、そうなんだ」
あまりイメージがわからないな。そもそもこの世界の普通がわからないし。
「まあ人それぞれってことは、レオンにぴったりのも必ずあるってこと!それに私が連れてくお店だよ?」
そう自信満々にリンは言う。
「そっか、なら期待できそう!」
「うんうん、期待してて!」
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しばらく歩いて首都に入った。
いつも見ても、デカいの一言だね。
道も広いし。そりゃ竜も通ったらするんだろうしそうじゃなきゃ困るよね、
「ここだよ!」
そう案内された先は、大通りの少し外れにあるお店。
路地裏ってほどじゃなくて、脇道にある程度かな。
目立つ場所にあるわけでもないけど、隠れ名店!みたいな感じでもない。
正直大きな建物が密集し過ぎてどれがどれだかわからないけど、どこかの一階って感じだね。
「久しぶりクルス。あれいるー?」
そう入りながらも声をかけているリン。
「いるよー」
その声とともに奥から女の人が出てきた。
ツノはない。てことは竜人じゃないのか。
若いけど、めちゃくちゃ若いってわけじゃないね。
前世で言う30前半くらい。いや違ったら失礼だけど。そう、あれだね子供がいてもおかしくないと言うか落ち着いてる大人の女性。そう言う感じ。
「そっちの子は?」
そう声をかけられる。
「あ、初めましてレオン・バスクです」
「うん、初めましてレオン。私はクルス。特に姓は名乗ってないよ。ただのクルス、よろしくね」
なるほど、この世界は姓がない人もいるのか。
「それで今日はどんなものを探しにきたの?」
「うん、今日はねレオンの装備…というか服だね。
上下と靴まで欲しいかな」
「りょーかい。色とか見た目はどうする?」
「色は学院でも使えるように白とか黒の落ち着いた色がいいかな。レオンはどっちが良い?」
ここで僕にふる?!
「うーんそうだな、紺色がいいな!大丈夫かな?」
「うん、平気だよ!じゃあ色はそれでお願いねクルス」
「りょーかい。デザインとかは?どうする?お任せでもいいけど」
「上は特注でも平気かな?」
え…?高くないのそれ。
「うん、大丈夫だよ。どんなの?」
「袖が無いのと、プラスで羽織りものかな」
「りょーかい。できたら送っておくよ」
「ありがと!じゃあよろしくね」
ん?
「あのー、採寸とかはいいんですか?」
「ああ、サイズはねある程度は融通が効くから気にしなくていいよ」
「あ、そうなんですね。ありがとうございます」
硬くなるんだし、伸び縮みくらいするんだろう。
「じゃあまたね!」
リンはそう言うと外に向かっていた。
返事ないけどいいのかな…
と思っていたけれど、何か書いているしもう作業に戻っているんだろう。
僕も後を追って店の外に出た。
今回は服と言いつつ、細かい書き込みはまた今度って感じになってしまいました。
詰め込むの。難しいですね。




