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プロローグ002

前回の続き。

上手く書けてたらいいな…

心の中で大喜びをした。そりゃ異世界転生ですよ?誰もが一度や二度憧れるでしょ!

いや待て、焦るな吉野真広。異世界転生。つまりスキル。そうスキルが大切だぞ。


「なんかスキルとかもらえるんですかね?」

「スキルなんてないわよ。ゲームじゃあるまいし。」

終わったよ。うん終わったかもしれない。いや期待した僕が馬鹿だったのかもしれない。


「でも契約者はこっちで用意するわよ。それも二人も!どう?やる気になってもらえた?」

なにやら特典があるらしい。だけど、

「すみません。まず契約者ってなんすかね?」


「ははははッ。馬鹿かよ氷女。まずは世界の説明からしてやれよ。」

「ちょ、馬鹿とは何よ。馬鹿とは。今から説明するとこなの。」

「いい?今からあなたの行く世界は、そうね俗に言う剣と魔法の世界ってとこかしら。

ただ普通と違う点は、才能あるものは精霊を契約者とすることができるの。この世界では契約者の強さイコール本人の強さと思ってもらって構わないわ。」


「な、なるほど。つまりは強い契約者を貰えるってことですかね?」

「そうね。その認識で問題ないわ。一人目の契約者は…」

「わしがなってやる。この世界では最強の一角だぞ?不満はなかろう。」

「ちょ、それはやりすぎよ!いくら何でもそんなことは許されないわ!」

「ならわしの力を貸し与えるのはどうじゃ?そんくらいなら問題なかろう?」

お、一人目はこの人らしい。神様っぽいし、これは当たりだな。


「まあそのくらいなら…もう一人はそうねあれはどうかしら。」

「おいおい、あいつ使えるじゃろうか?何十年も眠っているが…」

「でも珍しく顕現しているじゃない。それなりにこの子を気に入っているってことじゃない?」

「まあそういえなくもないが…」

「強いのは確かだしいいじゃない。それにどのみちこの子が切り札かも知れないんだし。」

そう言われ現れたのはどう見てもただの巨大な岩だった。うん、岩だよなこれ。


「あのーどうみても岩ですよねこれ?」

「まああまり間違っていないわ。正確には隕石ね。この子は超煌星って言うんだけどね、もう何十年も目を覚ましていないの。でも大丈夫。この子めちゃくちゃ強いから。」

寝ているのに何が大丈夫なんだろう。どう考えても厄介ごとを押し付けられているだけな気がするんだけど。まあ拒否したところでどうしようもない。良しとしよう。


「わかりました。ありがとうございます。」

「ええ。そろそろ本題に入るわね?まあ簡単に言うと私たちの世界は世界滅亡一歩手前って感じかしら。そこであなたには世界を救う手伝いをしてほしいわけなの。そのために強い契約者を与える。どう?シンプルでしょ?あなたへの明確なメリットはないかもしれないけれど…」


確かにメリットはないかもしれない。がそれは普通の人の場合だ。

話によるとシュガールという人の力を借りれる。神様っぽい人だしたぶん強いのだろう。

つまりは俺TUEEEEE設定で異世界転生できる。ならば…


「やります!やらせてください!」

「そう。それなら嬉しいわ。もっと詳しく説明したいところだけれど、時間制限みたいね。」

「わしが力を貸し与えるんじゃ。世界一になれよ。いいな?」

「あなたの行く世界については道中で学んでもらうわ。それと向こうに着いたら協力者がいるからその人を頼って!じゃあこの世界をよろしくね!」


その瞬間光に飲まれた…

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