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5.宿でふかふかオフトゥンだ〜

 おじさんにお金のことを教えてもらい僕がそれを持ってないからと1週間分の宿代(食事付き)と大銅貨10枚をくれた。おじさんめっちゃいい人間だ!

 僕は宿の人間に2階の部屋を紹介してもらいそこに泊まることになった。やった!人間のオフトゥンだ!


「わぁ〜!ふっかふかだ〜!」


 僕はオフトゥンの上でゴロゴロ転がって猫だったときなら喉もゴロゴロ言ってたな〜と思っていたらうとうとしてまた昼寝をしてしまった。

 仕方ないよね!ふかふかオフトゥンの魅力には誰も勝てない‼︎

____________________


「ふわぁ〜…よく寝た〜」


 僕は猫の時のように体をぐいーっと伸ばしてお腹が減ったから部屋を出てご飯を食べに行った。


「おや、まおくん。どうしたんだい?」


 僕が降りてくると宿の店主のマーヤさんが話しかけてきた。


「マーヤさんお腹空いた〜!」


「そうかい、すぐにまおくんのご飯を用意するからそこに座ってなさい」


「はーい!」


 まおはそう言われて少し待つとしばらくして湯気のたったスープとパン、サラダが出てきた。早速食べようとしたその時_____


「あっちッ⁈‼︎」


「おやおや大丈夫かい?ほらお水だよ」


 スープを食べようとしたけど凄く熱かった…猫の時みたいに熱いものは食べれないっぽい…

 確かタツミがご馳走を作ってた時は僕の分は出来立てじゃなくてだいぶ時間が経ってから僕にくれたけど…?確かこの白いもわもわ(湯気)がなくなるぐらいまで…


「うぅ…もう少し冷えろ!」


パキパキッ…ペキッ…


「あれ…?」


 さっきまで熱かったスープが急に固まっちゃった…?試しにスプーンで叩くとカチカチと音が鳴る。


「マーヤさ〜ん!スープが固まった〜‼︎」


「まおくん魔法が使えるのかい…?」


 魔法ってなんだろう?この急に固まったスープに関係あるのはわかるけど…?そう僕が首を傾げていると


「なんだい魔法は無意識かい?」


 そう言ってマーヤさんは魔法について説明した。

 魔法には主に火・水・氷・木・土・風・雷・光・闇・無があり、人によって使えるものと使えないものがあるらしくほとんどの人は魔法自体一切使えず、使えてもちょっとした生活魔法程度らしい。ちなみにマーヤさんは水を少し出すぐらいの魔法なら使えるらしい。


「だったら僕少なくとも火と水と氷は使える!」


「あらあら、まおくんはいっぱい使えるのねぇ〜」


「こうね!火が出ろ〜とか水出ろ〜って思えば出てくるんだ!」


 僕は試しに右に火、左に水の玉を作ってみるとマーヤさんは驚いていた。

 どうやら別の属性の魔法を同時に出すのはとても難しく、さらに無詠唱で出せるのも凄いらしい。


「僕のこれ凄いの?思い浮かべたら出来たよ?」


「それならもの凄い天才型だねぇ〜それなら冒険者ギルドでも働けるだろうねぇ〜今日はもう遅いけど明日の朝に行ってみたらどうだい?」


 冒険者ギルドってとこも気になるから明日行ってみよっと!


▶︎元にゃんこは《特性:好奇心》により冒険者ギルドに行くことにした。

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