1.猫は食べるために魔法を使う
僕はお腹が空いたけど、ここにはタツミはいない=ご飯は勝手に出てくることはない。
僕は人間になっても猫の時の運動神経あるみたいで普通に飛んでた鳥を捕まえれた。
「まだ半野良でよかった〜完全家猫だったら狩り無理だった〜」
いつも窓越しでしか喋った事のない完全家猫のチェルシーちゃんは猫じゃらし追いかけて壁にぶつかる程鈍臭かった。
だから僕も完全家猫だったら今捕まえれた鳥も捕まえれなかったかもしれない…
「この鳥全然見た事ないけど美味しいかな〜」
捕まえた鳥はよく家の近くにいた黒い鳥ぐらいあるけど模様は赤とか緑とか青ですっごいカラフルだった。
「いざ実食‼︎(パクッ)…⁈」
早速食べてみたけど…これはダメだ…猫の時に食べた茶色い小さい鳥と似た味なのに口が受け付けない…
むしろなんで猫の時はこの味を食べれたんだろうってなる味だった。
「もしかして……人間になったからかな…?」
タツミが僕みたいにネズミや鳥を食べてるとこは見た事ないしタツミはいつも食べ物いっぱいあるところ(台所)でお肉やお魚を切って火にかけてた。
人間はお肉やお魚をあんな風にしないと食べれないのかな…?
「焼いたら食べれるのかな…?う〜ん、でも火ってどうやったらいいんだろ…?」
タツミは台の横のスイッチをポチッてしたら火がついてたな〜?っと思いながら僕は地面にそのスイッチを描いてポチッとやってみた。
ボオォ…‼︎
「わああぁぁぁーー⁈‼︎⁈」
ポチッてしたら僕の前足(手)から火がボオォ‼︎って出た⁈タツミっていつもこうやって人間のご飯作ってたのかな?(※そんな訳ないです)
とりあえず、さっきの火を出す感覚をもう1度やったら前足(手)からやっぱり火が出て強くしたり弱くしたり出来たからお肉を焼いてみた。
「………あっ」
火を鳥に当てて焼いてると羽毛の部分に燃え移ったのが凄い勢いで燃え始めた。
「わあぁー⁈ど、どうしよ⁈めっちゃ燃えちゃってる⁈」
えーと、えーとこういう時はお水をバシャってかけ_____
バシャッ‼︎シュー……
「………あれ?」
お水をかけないとって思っていたら僕の前足(手)から今度は水が出た。もしかしていつも飲んでたお水もタツミがこうやって…?(※だからそんな訳ないです)
「お肉どうなったかな…?」
まぁそんなことよりもお肉だよね!僕お腹めっちゃ空いてるんだもん!火とかお水はどうでもいい‼︎お腹空いた‼︎
「(パクッ)……さっきよりは美味しい!」
やっぱり人間のご飯は焼かないといけないんだ。でも、タツミが作ってるご飯はもっと美味しそうだったな〜?練習したらタツミみたいなの作れるのかな?
お肉を食べてお腹いっぱいになったら眠くなっちゃった…
おうちだったら寝床(猫用ベッド)があったけどここにはないし、あったとしても今の僕じゃ入れない…
「よし、寝床を探そう‼︎」
▶︎元にゃんこは《状態異常:眠気》により寝る場所を探すことにした。