幼馴染の好きな人を暴きたい
人が言いたくないことを追求すると怒りますよね?そんな感じです
健斗は気になっていてその日眠れなかった。
あの奈々に好きな人がいるということに困惑していたのだった。
たが聞くこともできないまま最終日の前日になった。
奈々はまた夜空を見上げていた。
そこに健斗は近づいた。
「やあ。奈々。」
「けんちゃんも星見に来たの?」
「まぁね。ここいい星見えるよね。」
「うん。私ここから見る星が好き。星って人間みたいだよね。沢山いて星の大きさは色々あった。なんか人間みたい。」
「奈々らしくないね。」
「何よそれ!どういうことよおー。」
「なあ奈々。この間告白されてたよね?」
「知ってたの???あ、じゃあ女風呂のこと謝りに来てくれたの?」
「いや、それはなかったよ。」
「そっか。田中くん酷い。」
奈々は右手の拳を握りしめた。
健斗はしばらく黙っていたが切り出すことにした。
「おれ聞こえたんだけど 奈々今好きな人がいるんだよな?それってどこのどいつなんだ?」
「え、ええ?ええ?そ、そそれも聞いてたの??」
奈々は驚いたが真剣な顔になった。
「ごめん。言えない。」
「な、なんでだよ!!」
「今までぼくたちはお互い隠し事なしだったじゃないか!教えてよ。」
「言いたくないの。ごめん。」
「ぼくに言えない人なの?もしかして遼?」
「ち、違うよ!遼くんじゃないよ!」
「そのリアクションは遼だね。そうだったんだ。」
「待って。勝手に決めつけないでよ!」
健斗はなんとも言えない気持ちになっていた。その原因は今は分からなかった。
「り、遼とお幸せに!!!」
奈々は涙を浮かべた。
「もういい!けんちゃんなんて知らない!」
奈々は走ってその場を去った。
少し離れた場所で奈々は座り込んだ。
「好きな人聞かれても目の前にいたら言いづらいもん。私の好きな人はけんちゃんなんて言いづらいのに
けんちゃんのバカ。」
最終日前日の夜が終わった。




