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彼と私の救世主

作者: 檜垣 梁

 彼が単語帳を手にしたまま教室に入ってきた瞬間、私の近くの空気が淀むのがわかった。

 さっき四組の松村くんが廊下を通った時は嬉しそうだったのに、リカは急に鬱陶しそうな表情になりミズホと顔を合わせる。エリはそんな二人の空気を感じ取ったらしく、居心地の悪そうな表情を隠そうとしていた。

 影山蒼かげやまそうとは、今年初めて同じクラスになった。

 ある理由から有名大学に行きたい私は、いつでも勉強している彼のことを密かにすごいと思っていたのだけど、話しかけたことは一度もない。

 そんなリスキーなことはしない。

 だって、リカたちは彼のことを露骨に嫌っているし、そんな彼に私が話しかけているところを見られたら、面倒なことになるのはわかりきっている。


「また影薄いのが入ってきたよー」


 人を傷つけるためだけに発せられたリカの言葉に、クラスの雰囲気が一瞬にして張り詰める。

 もちろん聞こえているはずだけど、影山はリカの発言を気にする様子も無く自分の椅子に座った。その姿を見てより苛立ちが湧いたのか、リカは舌打ちをする。

 始まった。

 私はできるだけ面倒臭そうな顔をしないよう、さりげなく開いた窓から外を見る。

 クラスのみんなは、こういう時状況を見守っている。

 女子がリカに対して文句を言わないのは、ピラミッドの上の方に居座るリカに逆らった場合のリスクを考えてのことだし、男子が彼女に何も言わないのは、リカが少し可愛いからというのと、彼女が決定的なことを何もしていないから。

 だから誰も口を挟まず事態を静観している。

 それなのにリカは勘違いをしている。自分が気に入らないものを気に入らないと言うのが正解だと信じてしまっている。

 だから、今日もいつものようにリカが一方的に愚痴を言って、ミズホがそれに頷いて、朝のホームルームまでの時間が流れるはずだった。

 その日いつもと違ったのは、私たちが集まっていたのが影山の席に程近いエリの席だったことと、リカの機嫌が悪かったことだけだった。確か、理由は――。さっきリカが話していたが、覚えていない。

 兎にも角にも、タイミングが問題だった。


「ずっと勉強してて、楽しいのかな?」

「ねー」


 リカの言葉にミズホが同調する。後ろから聞こえてくる声にうんざりしながら、いつになったら気が済むんだろう、そう思っていた私は驚いた。


「ねえ、聞いてんの」


 なぜなら、リカが彼に直接話しかけたから。いつもと違うリカの言い方にあれ、と思い横目でリカを見た。

 リカが影山の席の前まで歩いて行って、彼の単語帳を掴んでいた。

 これは面倒なことになりそうだと思った私は、運良く視界に映る空の青さの中に緑色に光るものを見つけた。何? 思っているうちにそれはどんどん近づいてきて、教室に入ってきた。カナブン?

 そして、カナブンらしき虫は何を思ったのかタイミング良くリカの制服に向かってブブブと羽を鳴らしながら飛んで行った。


「リカ、虫!」


 私が叫ぶと、虫が大嫌いなリカは、「いや、どこどこどこ!」と怒鳴り、体を震わせた。リカの動きに反応して上手く回避したカナブンは、教室中を飛び、虫が苦手な生徒を騒がせてから扉の前に飛び降りた。


「お、カナブン」


 ちょうど教室に入ってきた担任に捕まえられた救世主は、窓から外に逃がされた。



 *



 だから今、クーラーの効きすぎた塾の食事室で話しかけてきた少年が、同じクラスの影山だと気づかなかった。目の前にいる彼は眼鏡をかけていないし、教室にいるときのポーカーフェイスとは程遠い笑みを私に見せていたから。


「座っていいかな、隣」


 私の意見なんかどうでもいいみたいに、彼はそう訊くと答えを待たずに椅子を引いた。


「あれ、なんでそんな驚いた顔をしているの?」


 私はにこやかに話す彼の顔をじっくり見て、頭の中で知り合いの検索をかけていた。同じ制服を着ているから、学校は同じはずだけど。学年が同じなのだろうか、そう思い彼の制服についている学年バッジを覗く。二年生。だけど――


「もしかして、僕のこと覚えてない? ショックだなあ」


 まるで全くショックを受けていないような軽さで言った彼は続けて丁寧に自己紹介を始めた。


「僕は沖田さんと同じ二組の、影山蒼だよ? 覚えてる? ま、話すのは初めましてだけど」


 私の名前は沖田まどか(おきたまどか)で、二組に所属している。間違っていない。けど、裸眼で髪の毛をピンで留めた爽やかな少年がリカたちに嫌われている影山だと言う事実を受け入れられなかった。


「え、あの影山?」

「そうだよ。君と一緒にいる彼女たちにいつもバカにされている影山だよ」


 ご丁寧に説明してくれたことで、彼が私の知っている影山だということは証明された。いや、でもあまりにも違いすぎでしょ。

 私が彼をみとめたことに満足したのか、彼は私の戸惑いにも気づかないで食事室に設置されている自動販売機に向かって歩いて行った。


「何にしようかな。あんまりお腹空いてないし、デニッシュパンでいいかー。あ、でもな」


 何が楽しいのかわからないけれど、彼は独り言を呟きながら自動販売機のディスプレイを嬉しそうに眺めている。独り言、楽しそうな表情。見れば見るほど学校での彼とはまるで別人だ。


「やっぱりメロンパンにしよっと、沖田さん、なんかいる?」

「あ……いや……。ううん、いらない……大丈夫」


 こちらを振り向いた彼が訊いてきたけれど、急に話を振られて驚いた私は、もごもごと答えてしまう。


「自動販売機で買えるメロンパン、しなっとしてるけどそれが案外美味しいんだよね」


 聞いてもないのにメロンパンの良さを語りながらまた私の隣に座ると、彼は袋に入ったメロンパンを片側にトントンと寄せ、袋を開けた。

 ふわっと甘い匂いが広がって、空腹が一気に助長される。


「良い匂いでしょ」

「あ……うん」


 普段と雰囲気が違いすぎる彼に対してどう振る舞えば良いのかわからず固まる私。そんな私を見て、既にメロンパンに齧り付いてる彼は口を膨らませながらマイペースな声を出す。


「沖田さん、たべないの? それ」


 サラダパックを持ったままだった私は、彼の言葉に促されるようにしてラベルを外す。

 彼のペースから抜け出して、自分から話しかけることができたのは、付属のドレッシングをかけてサラダを混ぜ、一口目を喉の奥に押し込んだ後だった。


「……影山……なんだよね?」


 もう一度確認せずにはいられなかった。

 すると、彼はパン屑がついた顔をこちらに見せて微笑んだ。


「当たり前だよ。ほら、しっかり僕の顔見て」


 見てなお疑わしいから聞いてるのに。私は彼が同じ塾に通っていることを知らなかった。同じ学校でこの塾に通っている人は結構いるけど、話しかけられでもしないと彼が影山だとは誰も気がつかないだろう。そのくらい彼の容姿や雰囲気は学校でのそれとかけ離れていた。


「キャラ、違いすぎない?」


 思わず、素直な感想が口からこぼれる。


「あはは、学校での僕しか知らない子はみんなそう言うね」


 からからと笑う彼はなぜか指摘されたことを喜んでいるみたいだった。


「なんでそんなキャラになってるの」

「なっているっていうか、使い分けているだけ」

「じゃ、なんで使い分けてるの?」

「学校みたいな面白くない場所で友達作る気がないからかな」


 彼は初めから答えを持ち合わせていたみたいな調子で答える。


「それは……なんとなくわかる」


 彼の答えに私は納得してしまう。彼が学校を面白くないと思っていることも、友達を作ろうと思っていないことも、学校での彼の境遇や振る舞いから容易に想像できた。


「僕、学校好きじゃないんだよね。勉強の邪魔してくる人がいるから。面倒くさい」


 彼の気持ちに共感しかけていた私が続く言葉に相槌さえうてなかったのは、彼の言葉を聞いてかわいそうだと思ったからではない。単純に驚いたからだ。そんな愚痴を私に言う必要がどこにあるか分からない。今の言葉をリカたちに聞かれたら、学校での嫌がらせはさらにエスカレートするに違いないのに。

 それだけに、彼が私に話しかけてきた意図をはかりかねた。


「陰でどうこう言ってるのはどうでも良いけどさ」

「なんで私?」


 さらに続けようとする彼に私は思わず口を挟む。


「ん?」


 彼は人を全く疑ったことのないような澄み切った瞳とでこちらを見てくる。


「なんで私にそんな話をしてくるの?」


 意味がわからない、というように首を傾げている彼を見て私はため息をつく。物分かりの悪い彼のために説明を付け足す。


「もし私がリカたちにこの話を伝えたら、もっと面倒なことに巻き込まれるよ」

「ああ、そういうこと」


 理解したというふうにぽん、とパンを持った手を打つ彼。


「心配してくれてありがとう」


 誰も心配なんかしていない。ただ納得がいかないだけ。普段、何を言われても言い返さない彼とのギャップに私が戸惑っているだけ。


「でも大丈夫だよ……あ、ちょっと待ってね」


 私の気遣いなんか吹き飛ばすようなくらいまっすぐな目を見ていると、だんだんとイライラしてくる。

 彼は言って、メロンパンを勢いよく飲み込む。


「こほっ、ごめん、喉に引っかかった……んんっ」


 ひとしきり咳き込んだ後、落ち着いた彼は何当たり前のことを聞いてるのか不思議そうに思っている顔で言った。


「だって、沖田さんは彼女たちに伝えるつもりはない、そうでしょ?」


 まるで心配いらないと言わんばかりの表情に語気がきつくなってしまう。


「そんなの分からないよね?」


 どうして言い切る? どうしてそんなに危機感がない? 普通、学校でいやがらせのようなものを受けていたら、それ以上酷くならないようにするはずだ。目立たないように、波風を立てないように過ごすはずだ。だから、彼が今とっている行動は矛盾しているようにしか思えなかった。


「わかるよ、だって沖田さんは彼女たちのことを特別好きじゃない。別に彼女たちの手伝いをしてあげたいとも思っていない」

「そんなこと……」

「見てたらわかる。沖田さんは彼女たちの行動にも、学校で勉強ばっかりしている僕にも興味がないだろうから。今日もクラスのみんなが僕と彼女たちの方をチラチラ見ていた時、君だけ興味なさそうに外見てたよ」


 どうして腹がたつのかわかった。リカたちが悪く言われているからではない。影山がマイペースで呑気だからじゃない。似ているからだ。影山は私のことをよく分かっているからだ。

 影山の言う通り、私はリカたちにここでの話を言わない。

 リカたちが悪く言われることは自業自得だと思うし、影山がリカたちに不満を持っているのは当たり前だと思うから。むしろ、リカが話したい時は、私も勉強を中断しなくてはならないから、影山の気持ちがよく理解できるくらいだ。

 だから言わない。

 私は興味がない。

 無表情にいつでも勉強する影山を見て、振る舞いが上手くないとは思うけど、目障りだとは思わない。リカたちが影山に文句を言っているのを見て、毎回感情を高ぶらせて馬鹿だなあとは思うけど、私に迷惑がかからないなら好きにすればいいと考えている。

 興味がない。影山の言う通りだ。

 影山と同じ。さっき言っていた。『陰でどうこう言ってるのはどうでも良い』けど『自分の邪魔されると面倒くさい』って。

 その点で言えば、私は影山に嘘をつく必要はないと思った。影山も私と同じで、ここでの話を他の人に言うなんてことはしない。

 私は大きくため息をつく。


「そっか。そうだね。うん、私は言わないね」

「うん」

「で、どうして私に話しかけてきたの?」

「え、もう一回同じくだり?」

「そんなわけないでしょ。そうじゃなくて、私に話しかけてきた目的は? ってこと。ただ愚痴を伝えたかった訳じゃないんでしょ」

「ちょっと懲らしめようかなーって思って」

「懲らしめるって、誰を」

「邪魔者さんたちだよ」


 ふざけたような言い方をしているけれど、本気なんだな、と私は彼の目を見て思った。


「どうやって」

「四組の松村にお願いする」


 できるの? と思い訊き返したが、彼の解答に思わず頷いてしまう。一瞬で成功する未来が見えた。どんな方法にせよ、彼が出てくれば効果は絶大だと思う。リカが好きな子だから。

 何度か見かけたことがあるので、彼が同じ塾に通っていることは知っている。


「でも、知り合いなの?」

「言ったでしょ? 僕、学校とはキャラ違うんだって。まっつんもこの塾に通ってるよ。しかも数学は僕と同じクラス」


 影山は、松村くんのことをあだ名で呼んでるし、そこは本当なのだろう。


「僕はただ勉強がしたいだけなんだ。それを邪魔されなければ何を言われてもいい。だから今日まで、何か言われていることは無視してた。言われても気にしなければ勉強はできるしね。でも、さすがに勉強の邪魔されるのは困るから」


 勉強がしたいと繰り返す彼に、普段から心にしまい込んでいた疑問が湧き上がってきた。


「そもそもどうして勉強しかしないの?」


 どうしてもクラスで二番目に勉強ができて、スポーツも得意な井沢くんと比較してしまう。影山が悪いとは思わないけれど、もうちょっと上手く立ち回れば、リカが目をつけることもないのにと思ってしまう。露骨に勉強をしている彼は、学校での振る舞いが上手くない。


「医者になりたいんだよ」


 私の脱線した質問に、彼は真面目に答えてくれた。


「どうして」

「病気だから」

「え」


 彼の口から発せられたワードに、聞いてはいけないことに首を突っ込んでしまったのではないかと口をつぐむ。


「自分で自分の病気を治したい。だから……って、あからさまに暗い雰囲気にならないでよ」


 慌てたように「大丈夫だから」と言う彼を見て、私は少し頭を下げて続きを促す。


「小さい頃、体弱いって子結構いるよね。それがそのまま続いている感じ。多少マシになって学校には行けるんだけど、塾は体調がいい日しか行けない」


 ああ、だから。どおりで見たことがないわけだ。いや、見ても気づかなかっただろうけど。


「治らないものなの?」


 聞くべきではないとわかっているのに、止められなかった。


「難しいらしい。シンプルに体が弱いってだけだから。体調管理に気をつけたり、免疫を上げるためによく寝たりするくらいしかできないかな。だからそもそもの治療はないんだって」

「それで……」


 思えば、彼はよく体育を休んだりしていた。リカはマスクをして見学している彼を見て、「勉強ばっかりしているから風邪ひくのよあいつは」と文句を垂れていたけれど、私もまた風邪かなという程度の認識でしかなかった。


「だから、学校での勉強を阻害されるの本気で鬱陶しいんだよ」


 彼の素の感情がその言葉につまっているように感じた。悪意がこもった彼の声音と、怒りをためたその表情に言葉を失う。

 私は、そんなことも知らずに傍観していたのか。

 ずっと、どうでもいいことだと思っていた。見ていなかった。

 クラスメイトが苦しめられていることにも、興味を持っていなかった。気持ちは理解していたのに、一人別の世界にいるみたいに目を背けていた私は、彼の目にはどう映っていたのだろう。

 でも今までリカたちを止めなかったことを謝罪するのは違うと思った。関わるのが面倒で放置していたのに、本気で迷惑がっている彼に上部だけの謝罪はしたくなかった。

 代わりに言う。


「私にできることならするよ」

「あはは、ありがとう。心強いね」


 彼は心底嬉しそうに微笑む。


「話戻すけど、だから、彼女たちを懲らしめることはできる。でも、もう一つ方法がある」

「え?」


 答えはすぐに明かされた。


「沖田さんも一緒に、邪魔を受けなくなる方法」

「私も?」

「うん。いつも勉強したそうなのに、彼女たちが来たら嫌そうな顔で勉強道具しまってるから」

「え、なんで知ってるの」

「ポーカーフェイス下手すぎ。君、勉強したいんでしょ?」


 悔しかったけど、その通りなので頷く。


「僕は三年のクラス替えで特進クラスに上がる。けどこのままじゃ、君は上がれない」


 うちの学校では、二年の最後のテストでよっぽど上位に入っていない限り、特進クラスには上がれない仕組みになっている。当然、私の成績じゃ上がれない。


「だから、君が上手く彼女を説得して僕から遠ざけてくれるなら、僕は君に勉強を教えてあげる。彼女たちからの邪魔が入らないなら、僕も沖田さんも勉強に集中できる。二人とも晴れて特進クラスだ」


 影山が教えてくれるなら、そんな嬉しいことはないけど。でも、


「できるなら、ありがたいけど……どうして私にそこまで肩入れしてくれるの?」

「僕たちのクラスで勉強したいと思っている子は少ないからかな」


 彼は照れたように笑いながら。


「あと、今日僕が邪魔されそうになった時止めてくれたから、そのお礼……かな。それに……教えるのは自分の勉強にもなるし」



 *



 彼が単語帳を手にしたまま教室に入ってきたのを確認したリカに、私は声を掛ける。


「リカ」

「何? まどか」

「三人に聞いて欲しいことがあるの」


 今日のリカは機嫌がいい。椅子を動かして、私の方を向いてくれる。

 ミズホとエリも私の空気を察知して、椅子を近づけてくれる。


「私、本気で出版社で働きたいの。そのために、ちゃんと勉強して有名な大学に行きたい」


 リカたちに本心を言うのは初めてだった。


「だから二年末のテストで良い点取るために勉強しなくちゃいけない」


 私の真剣な表情を見たリカは驚いた顔をして、


「……そう」


 頷くだけだった。


「私だけじゃない。影山も一緒。本気で勉強したいの」


 影山の名前が出た瞬間、リカの眉間がピクッと動くのがわかった。

 その時、廊下から松村くんが入ってきて、影山に声をかけた。何かを話したあと、影山からノートを受け取った彼は爽やかな笑顔とともにホームルーム前の騒がしい廊下に出て行った。

 私は、その状況を驚いたように見ていたリカたちに声をかける。


「それで私、影山に勉強教えてもらうことにした」


 言い切って、私は影山の席に近づいていく。私の気持ちを汲み取ってくれるかは分からない。そんなに上手くいくとも思っていない。

 でも、私にだってしたいことがある。三ヶ月後にはクラス替えのテストがある。


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