僕はこの女にとって都合がいい男なのか!?
僕の好きな人は、とっても可愛い女性だった。
僕は、ずっとずっとその女の子の事が大好きだった。
でもいざ、その子と付き合う事が出来たら......?
その子は、どうやら、、、?
【化粧で誤魔化していたらしい!】
まさかの!? 騙されていた!?
何故、、、? 見抜けなかったのかな...?
▽
僕がずっと大好きだった人は、、、化粧で化けていただけ!
【すっぴんは、別人だった。】
でも、、、僕は彼女と別れられなかった。
性格はいい子だったから。
べつに別れなくてもいいと思った...。
それに料理も洗濯も、家の事は彼女に任せておけると思ったし。
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僕の名前は 『隼人』27歳、彼女からは隼人と呼ばれている。
彼女の名前は 『里美』22歳、性格はいいと思う。
▽
でも、、、?
付き合って半年! 【半同棲】のような生活をするようになってわかった事!
里美から衝撃的な事を聞く。
『私さ~本当は料理とか洗濯諸々、家の事が全く出来なくて、料理教室や
いろいろ自分で勉強したんだ~!』
『そうなの? 偉いじゃん!!!』
『でもね? そのおかげで、、、貯金がなくなったんだよねぇ~!』
『えぇ!? どういう事??』
『だからこれから先、、、私の事、養ってね!』
『...はぁ!?』
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正直、たまに、、、コイツ何言ってんだ?
...って思うことを里美は言う。
【僕? 騙されてるのかな??】
そう思いたくなかっただけなのかもしれない!
▽
僕は里美との【結婚】は、全く考えてなかった。
いつの間にか、、、?
気がつけば、、、僕の家族と里美が仲良くなっている。
今まで、会わせた事もないし! 会わせたいと思った事もない!
...それなのに、なんで? 僕の家族と仲良くなってんだよ!
この女、、、!? 何考えてるんだろう??
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この前なんか...?
母親にこんな事を言われた。
『何時になったら、、、? 里美ちゃんを家に連れてくるの?』
『えぇ!? なんでそんな事、言うんだよ~!』
『だって! 隼人! 里美ちゃんと結婚するんでしょ?』
『えぇ!? なんでそうなるんだよ~!』
『えぇ、、、里美ちゃんが言っていたわよ! 隼人と結婚の話が出てるって!』
『出てないよ~!』
『そうなの? でも、早く里美ちゃんと結婚しなさい! あの子はとってもいい子
なんだから!!!』
『...勝手に決めないでくれよ!』
『......』
▽
確かに、里美がいい子は認めるけど......?
結婚になったら? 別問題だよ!
結婚相手としては、考えられない!!!
付き合ってる分にはいいけど、、、?
絶対に! 里美との結婚はないな!!!
それに、、、こんなやり方、僕は気に入らない!!!
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でも? 僕の考えを無視してどんどん、僕の家族と仲良くなっている。
僕抜きで、里美は勝手に僕の実家に行ってご飯を食べているらしい。
その頃、僕は里美の事が怖くなって、別の女性と仲良くしていた。
その子の名前は 『えみちゃん』本当にかわいい子だ。
すっぴんも見せてもらったけど...?
【めちゃめちゃ可愛い。】
僕は里美も、はじめは大好きだったけど、、、?
騙されていたと知ってから、気持ちが冷めていった。
今では、里美と別れて! えみちゃんと付き合いたいとまで思っている。
▽
僕はその事を、里美に話した。
『あのさ~好きな子が出来たから、、、別れてくれないか!』
『えぇ!? イヤだ!』
『僕と付き合いたいと言ってくれてる女の子もいるんだよ~!』
『私、別れない!』
『元からさ~ 僕は里美との結婚は全く考えてなかったんだ!!!』
『でも、、、私、隼人の家族と仲がいいよ!』
『それも? これからは仲良くしなくていいから!』
『意味がわかんない!』
『取り敢えず、もう里美とは付き合えない!!』
『絶対に許さない! 隼人と私、別れないよ!!!』
『勝手にしろよ~僕は他の女の子と付き合うから...!』
『......』
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僕はとうとう、里美に言ってやった!
そして、言った次の日から、えみちゃんと付き合い出した!!!
『えみ、隼人クンと付き合えて嬉しーい!』
『僕も嬉しいよ~!』
...そこに、里美が現れた!
何を言うかと思えば......。
僕とえみちゃんの前で、、、。
『私さ、隼人との赤ちゃんが出来たみたい!』
『えぇ!? 本当か!?』
『うん。』
『えみ、隼人クンと別れる! 子供がいるんじゃ~付き合っていけないし!』
『そ.そんな、、、。』
▽
僕は、責任を取って里美と結婚した。
里美のお腹の中に僕の子がいるなら...?
仕方がないと思ったからだ!
...でも、すべての事が終わって落ち着いた頃に、里美が言った言葉!
『ごめんね! 実は、、、子供出来てなかったんだ~!』
『お.お前! また、僕を騙したのか!?』
『隼人! 幸せになろうね!』
『......』
...また、この女に騙された。
里美は計画していたに違いない!!!
この先も、、、僕はこの女に騙され続けるのか......?
『もはや、、、恐怖でしかない!』
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