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僕はこの女にとって都合がいい男なのか!?

作者: 七瀬

僕の好きな人は、とっても可愛い女性だった。

僕は、ずっとずっとその女の子の事が大好きだった。


でもいざ、その子と付き合う事が出来たら......?

その子は、どうやら、、、?

【化粧で誤魔化していたらしい!】


まさかの!? 騙されていた!?

何故、、、? 見抜けなかったのかな...?



僕がずっと大好きだった人は、、、化粧で化けていただけ!

【すっぴんは、別人だった。】


でも、、、僕は彼女と別れられなかった。

性格はいい子だったから。

べつに別れなくてもいいと思った...。


それに料理も洗濯も、家の事は彼女に任せておけると思ったし。



僕の名前は 『隼人』27歳、彼女からは隼人と呼ばれている。

彼女の名前は 『里美』22歳、性格はいいと思う。



でも、、、?

付き合って半年! 【半同棲】のような生活をするようになってわかった事!

里美から衝撃的な事を聞く。


『私さ~本当は料理とか洗濯諸々、家の事が全く出来なくて、料理教室や

いろいろ自分で勉強したんだ~!』

『そうなの? 偉いじゃん!!!』

『でもね? そのおかげで、、、貯金がなくなったんだよねぇ~!』

『えぇ!? どういう事??』

『だからこれから先、、、私の事、養ってね!』

『...はぁ!?』



正直、たまに、、、コイツ何言ってんだ? 

...って思うことを里美は言う。


【僕? 騙されてるのかな??】


そう思いたくなかっただけなのかもしれない!



僕は里美との【結婚】は、全く考えてなかった。

いつの間にか、、、?

気がつけば、、、僕の家族と里美が仲良くなっている。

今まで、会わせた事もないし! 会わせたいと思った事もない!


...それなのに、なんで? 僕の家族と仲良くなってんだよ!


この女、、、!? 何考えてるんだろう??



この前なんか...?

母親にこんな事を言われた。


『何時になったら、、、? 里美ちゃんを家に連れてくるの?』

『えぇ!? なんでそんな事、言うんだよ~!』

『だって! 隼人! 里美ちゃんと結婚するんでしょ?』

『えぇ!? なんでそうなるんだよ~!』

『えぇ、、、里美ちゃんが言っていたわよ! 隼人と結婚の話が出てるって!』

『出てないよ~!』

『そうなの? でも、早く里美ちゃんと結婚しなさい! あの子はとってもいい子

なんだから!!!』

『...勝手に決めないでくれよ!』

『......』



確かに、里美がいい子は認めるけど......?

結婚になったら? 別問題だよ!

結婚相手としては、考えられない!!!


付き合ってる分にはいいけど、、、?

絶対に! 里美との結婚はないな!!!

それに、、、こんなやり方、僕は気に入らない!!!



でも? 僕の考えを無視してどんどん、僕の家族と仲良くなっている。

僕抜きで、里美は勝手に僕の実家に行ってご飯を食べているらしい。



その頃、僕は里美の事が怖くなって、別の女性と仲良くしていた。

その子の名前は 『えみちゃん』本当にかわいい子だ。

すっぴんも見せてもらったけど...?

【めちゃめちゃ可愛い。】


僕は里美も、はじめは大好きだったけど、、、?

騙されていたと知ってから、気持ちが冷めていった。


今では、里美と別れて! えみちゃんと付き合いたいとまで思っている。

 


僕はその事を、里美に話した。


『あのさ~好きな子が出来たから、、、別れてくれないか!』

『えぇ!? イヤだ!』

『僕と付き合いたいと言ってくれてる女の子もいるんだよ~!』

『私、別れない!』

『元からさ~ 僕は里美との結婚は全く考えてなかったんだ!!!』

『でも、、、私、隼人の家族と仲がいいよ!』

『それも? これからは仲良くしなくていいから!』

『意味がわかんない!』

『取り敢えず、もう里美とは付き合えない!!』

『絶対に許さない! 隼人と私、別れないよ!!!』

『勝手にしろよ~僕は他の女の子と付き合うから...!』

『......』



僕はとうとう、里美に言ってやった!

そして、言った次の日から、えみちゃんと付き合い出した!!!


『えみ、隼人クンと付き合えて嬉しーい!』

『僕も嬉しいよ~!』


...そこに、里美が現れた!

何を言うかと思えば......。

僕とえみちゃんの前で、、、。


『私さ、隼人との赤ちゃんが出来たみたい!』

『えぇ!? 本当か!?』

『うん。』

『えみ、隼人クンと別れる! 子供がいるんじゃ~付き合っていけないし!』

『そ.そんな、、、。』



僕は、責任を取って里美と結婚した。

里美のお腹の中に僕の子がいるなら...?

仕方がないと思ったからだ!




...でも、すべての事が終わって落ち着いた頃に、里美が言った言葉!


『ごめんね! 実は、、、子供出来てなかったんだ~!』

『お.お前! また、僕を騙したのか!?』

『隼人! 幸せになろうね!』

『......』


...また、この女に騙された。

里美は計画していたに違いない!!!


この先も、、、僕はこの女に騙され続けるのか......?


『もはや、、、恐怖でしかない!』




最後までお読みいただきありがとうございます。

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