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知らない彼女  作者: Jun
1/1

君は誰

気がつくと僕は病院のベッドの上にいた。

なぜ、ここにいるのかを思い出せない。そして、僕の手を握り寝ている女の子のことも、

僕は聞いてみた

「あなたは、誰ですか。」

彼女は目を覚まし、嬉しそうに言った

「〇〇君、目覚めたんだね。たくっ、心配したんだから。」

僕はもう一度、強く聞いた

「あなたは、誰ですか。」

彼女は驚いたように言った

「記憶喪失? またまた、冗談だよね。〇〇君はいつも、そうやって私を笑わせようとするんだから。まぁ、いいよ。付き合ってあげる。私はね……」

それからのことは、よく覚えていない。彼女が僕の元カノだと宣言されると、胸が痛くなり、病室を飛び出してきたんだった。


しばらくして、病室に戻ると彼女はおらず、家族がいた。病室を抜け出したことを叱られたが、それと同時に「自分や家族のことは覚えているのだから記憶喪失なわけない…」と思った。彼女は一体、誰なのだろう。


幸い怪我は軽かったので、数日で高校に復帰することができた。どうやら同じクラスに彼女はいないようだ。昼休みになり弁当を食べ始めると教室のドアが開いた。彼女だった。黙々と弁当を食べる僕の隣に座り、彼女は語り始めた。

「この間はごめんね……

続く

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