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楽しい夏休みの予感

森に遊びに行った二人の話です。

 天体観測をした次の日僕が起きたのは11時を過ぎたころだった。

あわてて起きるとおばあちゃんは昼食の準備をしていた。おばあちゃんが僕に気がついた。

「おはよう悠ちゃんよく眠っていたわね」

「おはよう・・・ごめんなさい」

「いいのよ、なれない家で寝れなかったのね」

「うん」

「お腹すいてない?大丈夫?」

「うん、平気だよ」

「そう?じゃあもう少ししたらお昼御飯だから着替えて顔洗ってらっしゃい」

「うん」

僕は洗面所にむかった。廊下も木で作られていてところどころ踏むと軋む。僕はそれもなんだかいいなと思っている。自分の家はフローリングで軋むことなどないからだ。

昨日の星空はとてもきれいだったな、また連れて行ってくれるかな。僕は流れ星を見損なった、なんて僕は馬鹿なんだろう・・・

「あっ、今起きたんだおはよう」

「おはよう」

命は庭の掃除をしていた、今の今まで寝ていた僕とは大違いだ。なんだか僕は急に恥ずかしくなった、今日は早く寝て明日早起きできるようにしよう。

「えらいね、朝から庭の掃除なんて」

「もうお昼だよ」

命があきれた風に言う。僕はそれになにも言い返せなかった。

「昨日は寝れなかったんだよ。」

「そうなんだ、それなら仕方ないね」

「あっ顔洗って歯磨きしなくちゃ!」

僕は廊下をばたばた走る。命がそれを「走っちゃだめだよ!」と言って注意された僕は「はい・・・」とうなだれて廊下をしぶしぶ歩くことにした。家では走っていても怒られなかったし、みんな朝は忙しく走っていたので癖になっていたらしい、直した方がいいよね。


お昼ごはんの後宿題を命と一緒にする事になった。僕は基本最終日にやるタイプなので計画的にするのはこれが初めてだった。

「なにからやろうか?命は何するの」

「社会のプリントからする」

僕は算数が苦手だ。算数以外からやろう。僕は一番得意な理科のプリントからする事にした。

けれど一時間もしないうちに飽きてしまった、僕はいつもこうなのだ。

「あきたよー」

「早くない?まだ一時間も経ってないのに・・・」

「しかたないじゃん飽きちゃったんだよ」

命は本日二回目のあきれた表情をした。なかなか傷つく。

「しょうがないな、ついてきて」

「・・・・うん」

命はおばあちゃんに「外に出てくる」と言って外にさっさと出て行った。僕もそれについて行く。

「ねえどこ行くんだ?」

「ついてからのお楽しみ」

「なんだよそれ・・・」

日差しは容赦なく僕らを照りつける、汗が滴り落ちてくる。

いつしか森の中に入っていた、命はそれでも進み続ける。僕はところどころつまずきながら必死について行った、はぐれたら帰れない。

「ここだよ」

「川?」

「そうだよ」

川に手を入れるととても冷たかった。

「うわ!冷たいね」

「でしょう?」

「今度はここで星空見ようよ」

「いいね、そうしようか」

僕と命は今度はここで星を見ることにした、確かに森の中で見るのも悪くないかなと思った。

「約束ね」

「うん、約束しよう!」

命が小指を出したので少し幼稚だなと思ったけど僕も小指を出して指きりをした。

「絶対だよ?」

「うん、絶対」

僕らは川でびしょびしょになって帰った、おばあちゃんにお説教されたけど僕らは楽しくて楽しくてずっと笑いあった。おばあちゃんは少し不思議そうな顔をしていた。


 僕はもう田舎を好きになっていた。命やおばあちゃんと自然に囲まれた生活も慣れてきて毎日がとても楽しくなってきた。









私も森に行ってみたい・・・

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