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クラス一真面目子ちゃんをメンヘラに開花してしまったようですね♥  作者: 櫻木サヱ
まひる、暴走は加速する♡♡

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25/26

小さな事件、再び

放課後の教室。まひるの“助けたい暴走”は日常化しつつあった。

机や椅子は完璧に整列し、ノートも筆箱もきちんと並んでいる。

その光景に、クラスメイトたちは微妙にざわついていた。


「な、なんか……教室がやたら整ってる……?」

木下玲央は小さくつぶやき、佐伯ののかに肩を押されて顔を赤らめる。

「玲央くん、あれ見て!二階堂先輩、またやってる……」

ののかは興奮気味に教室を観察し、誰よりも情報を楽しんでいた。


ひなたは後ろで頭を抱える。

(また……暴走が……でも、少し笑える……いや、怖い……!)


そんな中、事件は突然起きた。

雨宮くんの筆箱が棚から落ちそうになり、瞬間的にまひるが手を伸ばす。

「雨宮くん、大丈夫です……♡」

スルリと筆箱を受け止めるまひる。


だが、その瞬間、机の下で居眠りしていた双子の図書委員・海斗と澄人が、まひるの動きに驚いて机をひっかける。

「うわっ!すみません!!」

「えっ、何これ……!?」

教室は一瞬、小さなパニックに包まれる。


「大丈夫です♡ みんなも安全で……快適ですから♡」

まひるは微笑みながら、さっと乱れた筆箱や本を直す。

その無邪気な笑顔に、クラスメイトたちは笑いと困惑の入り混じった表情。


「もはや暴走というか……侵略レベルだな……」

ひなたは後ろの席で呟き、頭を抱える。

雨宮くんは少し赤面しながらも笑顔。

「ありがとう、二階堂……助かるよ……」


その様子を見て、木下玲央は小さくため息。

「……ま、まあ……ちょっと面白いかも……」

ののかは満面の笑みで小声。

「次はどんな事件が起こるのかな~♡」


教室は笑い、ざわめき、そしてほんの少しの恐怖に包まれ、

まひるのメンヘラ暴走は、モブたちを巻き込んで日常侵略を加速させるのであった。

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