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クラス一真面目子ちゃんをメンヘラに開花してしまったようですね♥  作者: 櫻木サヱ
メンヘラ進化と、日常崩壊

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14/22

部活動に潜入

午後の校庭。

雨宮くんはサッカー部の練習に参加していた。

ボールを蹴る度、汗を拭う彼の動きはいつもどおりだが、背後には危険な影が迫っていた。


「……ふふ、雨宮くん、今日の部活もチェック……♡」

まひるは校門をくぐるやいなや、サッカー部の練習場をじっと見つめる。

その瞳は、冷静かつ計算された“観察モード”に入っていた。


ひなたは遠くの校舎の影から様子を見守る。

(やっぱり……放課後だけじゃなく、部活まで!?

 完全に日常侵略モードだ……!!)


まひるは部員たちに紛れて、雨宮くんの動きを追う。

ボールの蹴り方、パスのタイミング、足の角度……

すべてを記憶し、頭の中で解析している。


「ここでパスが来るはず……よし、完璧……♡」

静かに笑い、雨宮くんの動きをサポートするために体を動かす。

周囲から見ればただの優しい応援だが、まひるの心の中は完全にフルパワー暴走中。


雨宮くんは気づかず、チームメイトと楽しそうに練習をしている。

「……ん?なんか、誰かに見られてる気がするけど……まぁいいか」

無自覚に安心してプレイを続ける。


まひるはボールが雨宮くんの近くに来るたび、さりげなく動き、ちょっとしたサポートを入れる。

「うん……これで完璧……♡」


しかし、その“助けたい”エネルギーは周囲にも伝わる。

部員たちは微妙に戸惑い、ひなたは遠くから悲鳴を上げる。

「雨宮ーー!!

 部活にまで侵略しないでーー!!」


まひるは笑顔で、さらに観察を続ける。

雨宮くんの動きに合わせて、さりげなく道具やボールの位置を整えるその手は、まるで“愛の監視者”。


放課後の部活動場に、真面目子ちゃんのメンヘラパワーが炸裂する瞬間だった。

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