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タバタ

作者: せおぽん
掲載日:2025/10/15

きゃ。


私は悲鳴を上げた後、タバタ課長を睨んだ。


「尻なんて減るもんじゃないだろう? お茶汲みの癖に」


許さない。懲らしめなきゃ。


私はアオイ、Vtuber。25歳。本職は経理で手取り18万円。復職のVtuberの今月のスパチャは30万円超え。


こんばんはー。

私はカメラに向かって挨拶する。

PCの画面で、私のアバターのアオイウサギが私の動きに合わせて手を振っている。


今日の配信はね、あのブタタバターにお尻を触られちゃった話だよー。


私は、先日のお尻を触られた動画にアバターを被せ面白おかしく解説する。


コメント欄は私を応援するコメントとタバタ課長の非難に溢れる。


配信の最後の方で私は皆に、次の配信でこのチャンネルを終わらせる報告をする。


「皆、ごめんね。次の配信で最後にするよ。来週のクリスマスイブの配信が最後。私、ブタタバターにクリスマスイブに誘われたの。ブタタバターは妻子持ちの癖に、私に月5万円で愛人になれってさ。私は、ブタタバターの娘より歳下なんだよ? ブタタバターは手取り35万だよ? 私、会社に辞表をだしたよ。クリスマスイブはライブ配信するからね。URLはここ。皆、応援してね」


クリスマスイブのラストライブ。


しょうもないディナー。

タバタ課長は満足げ。

鼻毛くらい切っておけ。豚野郎。

タバタのスマホが、鳴る。鳴る。鳴る。

「ちょっと待ってて。アオイちゃん」

うるせぇ。覚悟しろ。鼻毛豚野郎。

「はは。嫁からだ。なんだろうな」


私はニッコリ笑って、隠してあったカメラに向かって手を降った。


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