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プロローグ

~異世界転生~

「うぅ・・・・・・頭いたい・・・」

「ミ、ミリー?!大丈夫!?」

友人の声が聞こえてくる、頭がくらくらしてきて目を開けようとも視界が歪み焦点が合わなく余計気持ち悪くなり目を閉じてしまう。自分の中で焦りが沸々と芽生え体を動かそうと脳が躍起になっていたが意識が途切れ力が抜けた。


ガヤガヤ


ここは2024年の日本、春、私は一般的ななんもない社会人。今は新入社員と社員食堂で昼食を食べている


「稲田さんってアニメとか見るんだっけ?私もまぁまぁ見てるんだけど何見てるの?」


休憩中ということもあり後輩に仕事の話では無くたわいのない会話をする。ただ自分にとっては会社で初のアニメ仲間となりえる可能性のある人である


というのもみんな少しはアニメ等を見ていると言っているのだが「最近人気の何とか~」「映画のなんとか~」でアニメを見てはいるがあまり詳しい人が居なかった...そんな時現れた後輩ちゃん自己紹介でアニメをよく見るという彼女に密かに期待している。


「え~っと結構マニアックかもしれないんですけど”英雄譚”とかすごく好きで原作漫画アニメ全部揃えちゃってるんですよね~えへへへ」


そんな話をすごく照れくさそうに話している彼女を見て、私も気持ちが舞い上がる。まだ私はそのアニメを見てはいないがネットで評判のいいアニメということを知っていたし丁度帰ったら見ようと思っていたからだ


「英雄譚!ネットで良いってよく聞く!・・・ただ実はまだ私見てなくてね。でもちょうど今日帰ったら見ようと思ってたんだ~」


仲間を見つけたら口が良く回るオタクというのは私の事なのだろう、そう思ったがうれしいものは仕方がないし誰かと何かを共有したかったのも確かなので少し気恥ずかしいが饒舌に話していた。


「本当ですか!うれしいです。それでしたら明日感想聞かせてくださいね!」


その後の彼女も嬉しそうに話してくれていた。また、来年映画をやるのだとか、一緒に行かないかと誘われ即答で「行く!」と言うような会話をしていたすごく楽しい時間を過ごしていると心がぬくぬくする。ふと時計が気になりぽ~っと見つめているとゾッとした


「やば後5分で休憩終わりだ!急がなきゃ」


こういう楽しい時間というのはどうも時間の進みが早いものだと常々思う。

社員食堂を後にし、ふと思う。以前から付き合いのあった友人や家族のこと

もう何年になるのだろうか高校生以来だから8年ほどだろうか・・・親には現状報告程度しか連絡を取っていないし友人に関しては正月の挨拶程度しかしていない。


「今度の休みの日にでもみんなに会いに行こうかな~」


そういえば昔もこうやってなんとなくでみんなで集まって漫画やアニメを見てたっけ

お母さんもお父さんも連絡はしてても実家には帰ってないし元気してるといいな


昔のことを思い出し少し胸が熱くなった、少し頭がふわふわする気持ちでぎりぎり休憩終了に間に合ったのでそのまま仕事を再開する

今日はアニメもあるし定時に上がれるように仕事をぱっぱと終わらせちゃうぞ!


少し伸びをした後パソコンやキーボードを見つめ仕事に取り掛かるために手を伸ばす。


キーボードの音が鳴り響くオフィス内、自分もその音に交じる


数時間程度経っていた。気がつけば仕事が終わっていたのだ

「な~んだやろうと思えばすぐに終わらせることできるじゃん私!」

これは会社の意向なのだが”定時数分程度時間が余ったのであれば自由にしてもいい”という神ホワイト企業なので椅子の背もたれにドカッと背を預け自分のスマホでアニメ英雄譚のあらすじを読む。


「これは主人公シュレイブの英雄譚。

この世界は剣、魔法、モンスター、ダンジョン溢れるファンタジーな世界

そこには五種族の大国があった。そう各種族が個々にまとまることができた世界である

であれば皆思うであろう?この世界!統一できるのではないのか?そう世界統一が!!...と

政治、陰謀、壊れかける星なんでも来いの”世界”そんな絶望的な世界で最後に立ち上がるのはこいつだ!」


「・・・ほ~いい感じじゃん楽しみだな~」


アニメのモチベーションも上がり次に取り掛かるのは帰省の予定である。できることは早めにやっておきたい私は手持ち無沙汰な状態をあまりほっておけない、やりたいと思ったらすぐに取り掛かるのだ。


とそうこうしているうちに定時になったので切り上げ帰路に着く


みんな元気かな~一緒にアニメ語ってたあいつはまだ見てるかな~


そんなことを考えていた時ふと体がいう事を利かない...今までふらつくことはあっても体を動かせないなんてことはなかった。


慌てて倒れる自分を支えようと手を伸ばそうとしたしかし伸ばそうにも手も動かない何がなんだかわからないままどんどん頭も痛くなってきた。


何もできない自分に恐怖を覚えつつも目の前にあったコンクリートに頭がぶつかった。その衝撃もありさらに頭が痛い・・・怖い怖いなんで体が動かなくなったの?どうしてこんなに頭が痛いの?こわい・・・痛い・・・怖い・・・・・・・・・・


徐々に徐々に暗くなっていき意識も遠のく.....

こんにちは

前世を思い出したのけど知識無双できそうにないので今世でも楽しく暮らしていきます。のプロローグ見ていただいて感謝です。

あまり小説家になろうを活用していないので読みにくい点など見受けられるかと思われますがご容赦を!


何か意見、感想などございましたらどうぞお気軽に仰ってください

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