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あだばな  作者: 藤泉都理
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みず




 水の内訳。

 海。約九十七点五パーセント。

 淡水。約二点五パーセント。


 淡水内訳。

 氷河、氷山。約一点七五パーセント。

 深水地下水。約零点七三パーセント。

 川、湖、沼、浅層地下水。約零点零一から零点零二パーセント。


 人間が利用可能な水はたったの、約零点零一から零点零二パーセント。




『水と生きるSUNTORY』「サントリー次世代環境教育「水育」内の「水育キッズ」」より参照。











 人間の胎児の体重に占める水の割合は、約九十パーセント。

 人間の新生児の体重に占める水の割合は、約七十五パーセント。

 人間の子どもの体重に占める水の割合は、約七十パーセント。

 人間の成人の体重に占める水の割合は、約六十から六十五パーセント。

 人間の老人の体重に占める水の割合は、約五十から五十五パーセント。




『水と生きるSUNTORY』「「サントリーのエコ活」内の「水大辞典」」より参照。










 水がなければ人間は生きてはいけない。

 癒しがなければポメガバースの人間は人間として生きてはいけない。


 水なんてそこかしこに存在するから、大丈夫だ。

 癒しなんてそこかしこに存在するから、大丈夫だ。




 大丈夫だ大丈夫だ大丈夫だ。

 三回続いた同じ言葉ののち、水の擬音語と擬態語が、行間を広く開けられて日記には書かれていた。











(2024.5.17)




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