アリクイロボ
ここはとある小学校の校庭。
内容を説明しよう。
この謎の学校はある不特定多数の人間が、たくさん集められ、謎のロボットたちと戦わなければならない学校なのだ。そのロボットたちのミッションに最後まで勝ち残ればこの学校から脱出できるということだ。
今回はその学校の巻沿いとなった一人の男子高校生を主人公とした話をしよう。
「おいおいどこだよここ・・・」
帰宅中いきなりこの学校に連れてこられた白河寿人はこのゲームの犠牲者となってしまった。
今は学校の校庭にいるのだが、見渡す限り1000人くらいはいるように思える。
「おいおいまじすか・・・」
するといきなり校舎の窓に何か書かれ始めていた。
第一ミッション
アリクイロボ
「アリクイロボ?」
寿人はよくわからない顔をしていた。
すると、小学校の校庭の砂場が七色に光っていた。
すると、また校舎に書かれていた。
あの砂場から行ってください。
とりあえずみんな、七色の砂場へ行き、そこへ引き込まれるかのように入っていった。
入るとそこは外だ。
「公園?」
みんな公園に呼ばれたようだ。
「なんだよここ」
すると、公園の隅っこにアリクイに似た機械仕掛けの物体がいる。
「あれがさっきの・・・」
すると、その1000人の中にいた柄の悪そうな奴らが
「なんだこいつ」
「やっちまうか面白そうだし」
そのアリクイを思いっきり蹴った不良組だった。
そのアリクイは壊れて倒れてしまった。
すると、大変なことがおこった。
地面から大量のアリクイロボが出てきた。
どうやら、怒っているようだ。
「逃げろー!」
みんな大変なことになっている。
すると何人かが、アリクイロボの謎の光線にやられ、バタバタ倒れていった。
「・・・!」
寿人は逃げて逃げて逃げた。
すると、
キーンコーンカーンコーン
チャイムのようなものが鳴った。
すると、寿人はいつの間にかあの校庭にいた。
「あれ、終わった感じ?」
すると、また校舎に何か書かれていた。
アリクイロボミッション
脱落者47名
「47人も死んだってことか・・・」
するとまた校舎に
今日のミッションはおしまいです。
各自教室に入ってゆっくりしてください。
と書かれていた。
寿人はもう、ただ事じゃないと怯えていた。