激突
小型の鉱獣たちが群れを成して迫り来る中、ラピスが先に動き、全員に注意を促した。「皆、準備はいいか?敵が来るぞ。」
「ええ、問題ないわ。」ルビスが応じ、手に炎のエネルギーを集めた。「スモール・フレア!」彼女の手から放たれた小さな炎が鉱獣の群れに向かって飛び、先頭の鉱獣に命中する。炎の衝撃で鉱獣たちはひるみ、数体が後退した。
ラピスもすぐに反応し、「ブルーシャード!」と叫び、青い結晶を鉱獣に向かって放つ。それが次々と鉱獣に当たり、動きを鈍らせていく。鉱獣たちはゆっくりと前進を止めた。
シトラが「エナジー・ブースト」で全員の力を引き上げると、アメリスはその隙に「アメジストグリーム」を発動し、紫の光が鉱獣たちを貫いた。次々とダメージを受けた鉱獣たちは、ついにその力を失って倒れ込んだ。
やがて群れが壊滅し最後の鉱獣が結晶に変わると、アメリスはそれを拾い上げ、手のひらでじっと見つめた。「この結晶、ジャスパーだね。」
ルビスが微笑んで頷く。「どうやら、私たちが倒したのはジャスパーの鉱獣だったみたいね。」
アメリスはその結晶をそっとしまい、次に備えて立ち上がった。「よし、次も頑張ろう。」
アメリスたちは互いに励まし合いながら、次の敵に備え洞窟のさらに奥へと進んでいった。鍾乳洞の先には、まださらなる試練が待ち構えているに違いない。




