79(浦島)
α「きゃはは、亀だ亀だ!」
β「この枝で叩いて太鼓の達人ごっこやろうぜ!」
γ「それよりこいつに乗って竜宮城行かね?」
δ「じゃああたしその上に乗るー!」
「「待たれよ!」」
γ「ん?」
β「なんでそんなほう向いて怒っ⋯⋯あ!」
α「あんなところに亀をいじめる少年たちが!」
δ「助けに行かねば!」
「「なんと! おぬしらも助太刀してくれると申すか!」」
JKズ「申す申す!」
「「では皆の者、砂を握りしめて行くぞ!」」
JKズ「おぉ〜〜〜!」
浦島太郎2人と女子高生4人と亀が両手で砂を掴み、走り出した。
全員「くらえ〜〜〜!」
ガキズ「ぎゃー」
亀「目が痛いよー」
こっちの亀「ごめんよー」
亀「許しません」
こっちの亀「なんでですか」
亀「謝られたら絶対に許さなきゃいけないんですか? 許さなかった場合、その理由を言わなきゃいけないんですか?」
こち亀「うん」
亀「(゜ロ゜)」
浦島太郎と女子高生とガキ「セイキンの家に行こう!」
亀と亀「あ、じゃあ乗せていきますよ」
全員「悪いね」
亀たちはそれぞれ浦島太郎1、女子高生2、ガキ2ずつを背中に乗せて東京へ向かいました。
浦島太郎「遅いなぁ」
浦島太郎「睡眠中のウサギでも用意する?」
浦島太郎「いや、あれは亀が速くなったから勝ったんじゃなくて、ただウサギが止まってただけやで」
浦島太郎「は? ちげーし」
浦島太郎「あ? ちげくねーだろし」
浦島太郎「は? ちげくねくねーし!」
浦島太郎「ちげーし!」
浦島太郎「ちげくねーし!」
浦島太郎「ちげー!」
浦島太郎「ちげくねー!」
浦島太郎「ちげー!」
浦島太郎「ちげくねー!」
♫チゲ食いね〜♫
♫チゲ食いね〜♫
「ブンブンハローユーチューブ!」
「えー、今日は! 爽健美茶を飲んでいきたいと思いまぬ!」
「ゴクゴクゴク、プハァ!」
「みそきんの味がします!」
「トゥデイズ HIKAKIN'ズ ぽ〜いんつプトゥクルルルルルルルルルルルルルルル」
「べいん!」
「きゅーきゅーしゃだった〜」
「あーいとぅいまてーん!」
「なぁ」
「俺さ」
「何がおもしれぇか分かんなくなっちまったよ」
<ピンポーン!
「あ! ウーバーイーツ来たヒャッホーン!」
ドタドタドタドタ!
「消しゴム届いたー!」
「なぁ。」
「教えてくれよ。」
「俺ァなんなんだ?」
「なにキンだ?」
「ヒモパンか?」
「あー、膝からうなぎパイ生えてきたしもう寝るか、くかーZzz」
ー現代ー
浦島太郎「ちげーつってんだろ」
浦島太郎「は? ちげくねーし!」
浦島太郎「チゲ!」
浦島太郎「チゲ!」
γ「みかん塚
春のうららの
オシレット」
δ「この亀、セイキンの家に着いたら酢漬けにしようぜ」




