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非凡な才能でも、彼となら feat.早乙女雲雀

本日、24日はFIORI出演、

雲雀の誕生日です!!

こちら、本邦初公開になります!!


おめでとう、雲雀!!

「雲雀はいつも明るいわね。雲雀といると、お母さん達とても元気になれるのよ」


その頃はまだ自分に取り柄なんてない。

どこにでもいる「普通の子」だって思っていた。


「お、雲雀。帰ってたのか。俺よりすっごい演技をする俳優さんがいてな、DVDを借りてきたんだ。よかったら、一緒にみるか?」


兄が部活で始めた演劇がきっかけで、

彼が見ている世界に興味を持って……


そこからのお話は、シンデレラのようだったと

我ながら思う。


「演劇の天才」と言われ、新聞やテレビの取材が

目まぐるしく来る日々。

舞台に立つたび、大人の人達が

次から次へと増えていく日々ー……

そんな日々が苦しくて、苦しくて、仕方がなかった。


「一人で抱え込まないでください、雲雀先輩。もし泣きたくなったり、弱音を吐きたくなったら僕を頼ってほしい……好きです、雲雀先輩。僕じゃ、あなたの力になれませんか?」


偶然屋上にいた、一人の青年。

私にとって彼は苦しみから救ってくれた、

本物の王子様のようだったー……





智恵『雲雀、誕生日おめでとう。今日はお休み? 本番はもう大丈夫なの?』


雲雀「もっちろん! って言っても、怒られてばっかりだけどね……ともちゃんも時間できたら見にきてね!」


私の誕生日は大体、夏休みのことが多い。


だけど友人や知人達は、

そんなこと関係ないとばかりに祝ってくれる。

それだけで嬉しかったし、逆に貴重な休みを無駄にしてしまっているようで少し申し訳なかった。


智恵『本当は私も行きたかったんだけど、まだ試験が終わってなくて。直接祝えなくて、ごめんなさい』


雲雀「気にしないで、ともちゃんだって忙しいもんっ! また休みの日にいっぱい話そっ」


智恵『お詫びと言ってはなんだけど、誕生日プレゼントを送ってあるの。きっと、もうすぐ着く頃だと思うけど』


雲雀「あっ、ほんとだ! チャイムなった! はいはぁい、ご苦労様で……」


私には演劇の才能しかない。

だからその才能にしがみついて、必死にみんなの応援のために頑張ることがやっとだった。

でも、今は少し気が楽でもある。


満「えへへ、誕生日おめでとうございます、雲雀先輩。なん、ていうか、プレゼントって言っていいのかわかんないんですけど……会いたくて、来ちゃいました」


悲しみも、喜びも、分かち合ってくれる人がいる。

隣にいてくれるだけで、大丈夫だと思わせてくれる。

なにが起こってもきっと、彼だけは

私のことを見ていてくれるからー


fin

next character is ○○ someone……

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