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月草日記 毎日更新?  作者: 月草 イナエ
第一章 ~日常編~
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四月二十三日

 八日目になったよ~! 

 日々平穏に暮らしていると、余り書く事がない! 何かあったかな~と考えると特に思い付かないから困ったものだ。

 そこで昼にやる番組ではないが、こんな事をしてみた。


 一 真面目な話

 二 怖い話

 三 楽しい話

 四 悲しい話

 五 恋の話

 六 作り話


 神はさいをを振らないが私は人だ! まあ、無理してやっても長続きしないし、『今日はなんもなかったな~』よりはいいか?

 サイコロ…………………近くに無かった!


 家に無い訳じゃないよ。部屋に行けば、昔にTRPGに使ってた判定用の四面体から三十面体のサイコロ持ってんだよ! 


 面倒くさ……仕方無いので、鉛筆の端を削って数字を入れる。


 それでは、チンチロリーン…………二!

 二って、……怖い話か? 

 

 怖い話…………………………………


 とある、家に泊まった時の話しだ………

 その家は結構古い。木造平屋の大きい家で廊下を歩くと床板がキィキィ鳴る民家だ。

 

 私の他に数人の友人と泊まったのだが、バカ騒ぎをして夜もけ、そろそろ寝ようかとした時とトイレに行きたくなった。


 そこのトイレは結構旧式のトイレで、裸電球のオレンジの明かりで薄暗く、一人で行くのはちょっと怖い。

 誰かを誘って行こうとしたが、誰も行かないので、仕方なく一人で薄暗い廊下をきしませトイレに向かう。


 そして、便器に座り、用事を済ませていると……




『………助けて…………助けて………』



 私の耳に微かに声が聞こえて来る……





『………助けて…………助けて……助けて……助けて』


 空耳そらみみでは無い…………視線を少しだけ動かすが、誰も居ない…………

 背中から嫌な汗が噴き出し、鼓動が速まる。

 


 さっさと済ませて布団に戻ろう……焦りながらそう思い、立ち上がった私が下を見ると……










 便器の中から此方に手を伸ばす髪の長い女の顔が見えた。



 


 


 

 と言う夢を見た。マジ怖かった!

 

 それでは、また明日。 


 

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