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XIIII 理想鏡

目は反射した光を捉えて目視する。


世界は無限の反射の賜物として色づいている。


月は太陽からの光を反射して眩く。




この世は全て反射のみで成り立つ鏡なのだと仮定した物語がある


反射と接触によって認識される主人公たち


光にして片道一秒の月への夢路


月に向かって呟かれた言葉は、


二秒後予測の本能が示すまま、


我々であるだろう我々へと降り注ぐのだ




パラボラアンテナの様に必然性ある反射に象られた物語が、


どうしたって必然的に偶発的な衝突と反射に、


負であれ正であれ、与えてしまう速度は


兎も角も偶然の反射は必然なのだと説き伏せる物語が。




何よりも世界を玉虫色に染め上げる僕の視線を反射する理想の写し世なのだ


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