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Ⅰ 浪人生と小説


完結した作品のひたすら終わりに向かう悲しさに耐えきれない


投げ出された物語の末尾で静止している登場人物を想像するのが何より辛い


あくまでもどこまでも哀しい読書体験


悶えるほどにいつか小説を書きたい、と。


思える逆説の悦びに身を沈めて焦がす他ない


手の届かない世界の切れ端を裏表紙に求めてもがく僕の手は、


幻惑で身を固めた天使かそれとも、


唯一確かな情熱を喰う虚構の悪魔か




掴んだ現実を離さない右手は左手と約束しよう


今年は俺だ。

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