遺骸探偵フルク　〜パーティを追放された遺骸分析士はダンジョンで探偵となる〜

A級パーティ「レムガレム」に所属していた遺骸鑑定士のフルク。「遺骸鑑定(ネクロライザー)」のスキルを用いてダンジョン内の状況を分析し、パーティに貢献していたつもりだった。

だが、ある日のダンジョン攻略を切り目に彼はパーティの追放を言い渡されてしまう。仲間達の言葉を振り切って彼は家を飛び出し、貨物列車へと乗り込む。

目が覚めた時には見ず知らずの土地、「アグムプト」へ到着していた。仕事にもありつけず困っていた最中、彼はダンジョンの遺骸回収班の仕事を始めることとなる。

ダンジョンで人間の遺骸を回収する中、彼は「遺骸分析」のスキルを用いてその死因を分析していた。しかし、モンスターに殺されたわけではない形跡が見つかって…。