裏切りの後は何処へ
気付けばそこには居なかった
居ると信じていた者が居ない
何と言ったって私を選んだのだ
奴が私を選んだのだから
そこに居て然るべきだろう
しかしもう居ない
目を覚ました時には違和感があった
正確には違和感がなかった
それが違和感だった
いつまでたっても信じられない
奴が居座ったときは確信した
私がここに居ることは必然だと
何があろうとこのまま私の中で
静かに蠢いているのだろうと
私はそのまま消えることはないと
裏切られた先には何もない
気付けばそこには居なかった
居ると信じていた者が居ない
何と言ったって私を選んだのだ
奴が私を選んだのだから
そこに居て然るべきだろう
しかしもう居ない
目を覚ました時には違和感があった
正確には違和感がなかった
それが違和感だった
いつまでたっても信じられない
奴が居座ったときは確信した
私がここに居ることは必然だと
何があろうとこのまま私の中で
静かに蠢いているのだろうと
私はそのまま消えることはないと
裏切られた先には何もない
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