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勇者の冒険 〜勇者として召喚された俺の英雄譚〜  作者: アジペンギン
第四章、武神奉闘祭
103/112

101、武闘祭

雑ですんません


 『これが貴様の愛の結末か……?』


 『こんな、こんなことが、こんな非道が?』


 『ふざけるな』


 『ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな!』


 『私は、絶対に認めない。私は絶対に諦めない』


 『何百年かかったとしても、私は必ず貴様を否定する。してみせる』










 『貴様の愛は、退廃しか生まない』










 ※※※※※※※※




 祭りの日程は、十五日に分けて行われる。

 万に近い参加者は、はじめに予選によって僅か六十四人にふるい落とされる。

 その期間は、たったの二日だ。

 そこから二日かけて三十ニ人に。

 もう一日かけて十六人。

 一日かけて八人。

 一日かけて四人に、一日かけて二人、さらに一日かけて優勝者を決める。

 二日空けて、優勝者と『剣王』による神への挑戦権をかけた戦いが開かれる。

 さらに二日後、その戦いの勝者と『武神』との決闘が行われ、祭りは終わる。

 二百年間、一度も変わらない日程だ。

 

 不意打ち、毒、仕込みに殺し、なんでもありの戦い。

 神へ挑むための過酷な階段。

 


 ………………


 これまでの祭りも素晴らしかった。

 皆が皆、命をかけて戦った。

 だが、今回とは比べ物にならない。

 祭りに『超越者』が参加することはあったが、それでも一人か、多くて二人だ。

 ()人など、これまでにない規模だ。

 人類の希望である『勇者』も含めた戦いなどそうはない。


 

 これが最大にして最後になると、予感した者は二人だけだった。


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