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用語設定集


 最低でも一章を読み終わっていること前提です。

 そうでない方はネタバレになります。


 



 ・異世界


 主人公が召喚された世界


 ・人類(人間)

 

 ざっくり言えば、魔物以外で言葉を操ることができる生物のこと。

 人族、獣人、エルフなどのいくつもの種族が一括にそう言われる。


 ・人族

  

 人類の中で最多の種族。

 数が他の種族に比べて多すぎるために、人類の中で最も力を持っている。


 ・獣人


 獣の因子を持つ人々。

 五感、身体能力がずば抜けて高い。

 種族的に戦いが好きで強者に惹かれるという傾向があり、決闘で自分に勝った相手を主と仰いだり、伴侶に選ぶことも少なくない。

 そのために多くの種族と交わったため、血の濃い獣人と血の薄い獣人で分かれることになったが、すべて含めて獣人である。


 ・エルフ


 他種族に比べて最も寿命が長い。

 尖った耳が特徴。

 平均で四百年ほど生き、しかもその大半が全盛期のまま活動する。

 純血主義が多く、獣人と違ってハーフ等は基本煙たがられる。


 ・ドワーフ


 樽のような体型で、大人になってもそれほど背は高くならない。

 手先が器用な上に、力もそれなりに強く、鍛冶に携わることが多く、異世界で有名な鍛冶職人はたいていドワーフである。

 男はヒゲが男らしさの証ということで、ひげもじゃが多い。

 本編出てくるかはちょっと分からない。


 ・巨人族


 平均身長が3メートルほどと、とても大きい。

 力だけなら全種族でトップ。

 さらに、獣人に次いで好戦的な性格をしている。


 ・小人族


 大人になっても背が低いまま。ドワーフよりも低い。

 子供ほどの身長で成長が止まり、そのまま老いる。 

 手先が器用で、装飾品を作らせたら右に出る者はいない。

 本編で出てくるかはちょっと分からない。



 ・勇者召喚


 異世界から素質ある者を勇者として引き抜く。

 行う時は十年に一度あり、各国の首脳が参加する世界会議での可決が必要。

 可決されれば大賢者にそれを要請し、彼がそのための特殊な魔法陣を用意することでようやく可能になる。


 ・軌跡


 歴代勇者たちの経験を頭に流し込む。

 これによって、戦闘は素人である勇者が戦い方を簡単にマスターできるようになる。

 発狂の可能性があるために、人材選びは慎重に行わなければならない。


 ・聖剣


 勇者が使う最強の剣。

 勇者の魂が鞘としての役目を果たす。

 あらゆるものを分解する光を無限に放つ。


 ・大賢者


 悠久の時を生き、魔術を創り出したとされる存在。

 永い時を人類を守るために費やした、人類の守護者。


 ・魔術


 魔力を元として力に指向性を与え、超常の現象を起こす技術。

 火や水といったものを無から生み出す。

 そのための指向性を与えるのは詠唱や魔法陣など様々な方法がある。

 絵で例えると、絵の具が魔力、どんな筆を使うかが方法、描いた絵が与える現象である。

 一応十段階に分けてたりとか他にも色々あるのだが、話が進むにつれてそれを本編に書く隙間はなくなっていった。



 ・天上教


 五百年もの間、異世界で暴れ続けている物騒な宗教。

 突然現れ、消えるときは霧のように…………

 主な活動は殺戮で、その昔国すら滅ぼされたことがある。

 その目的は謎に包まれていたが、勇者召喚の十年前、世界を終わらせることだと告げた。

 本当にそれをするだけの力があるから、各国から世界の敵とされている。


 ・信徒


 天上教に染まってしまった者たち。

 天上教の教主が何も言わなければ、ただ普通に生きている。

 友を持ち、恋人を持ち、伴侶を持ち、子を持ち、普通に死んでいく者も少なくない。

 だが、一度殺せと命令されるとソレを簡単に実行する。

 捕まれば情報を吐く前に自害するなど、その在り方は到底人のソレではない。

 人というより、蟻に近い。


 ・八大使徒


 天上教の最高戦力。

 単体で国すら滅ぼせる力を持っている。

 使徒の中でも明確に実力差が存在し、序列の数字が若いほどに強くなる。

 八位から五位は英雄と呼ばれる者たちだけで対処できるが、四位は複数人になってようやく、三位以上は大賢者でないと対処できない。

 四位までは神に仕える天使だが、三位からは神の眷属神とされ、もはや人の手には負えない。


 ・教主

 

 天上教のトップ。

 すべてが謎。



 ・覚醒


 才あるものが長い修行の末、ようやく到れる極地。

 おおよそ通常ではない力を持つことが絶対条件。

 さらに自己の在り方を自覚し、良い面も悪い面も、すべてを呑み込むことができてようやく扉の前。

 開けるための鍵は、自分の底にある精神の源を見つけること。


 ・超越者


 覚醒を経た者のこと。

 普通は扱えない魂の力を使えるようになり、自己に最適の特殊能力を使えるようになる。

 肉体はその魂に引きずられ、進化する。

 身体能力が向上し、寿命はなくなる。

 よって、魂(精神)がその強さを大きく左右することになる。

 その本質は集から個への開放。

 例えば、人族のAという人が覚醒すれば、その種族は人族かAという種族になると言える。


 ・魂の力


 魂という器に含まれる最も純粋な力。

 魔力などのエネルギーの根源となる。

 普通は使えない。

 その派生エネルギーである魔力は身体能力の強化や魔術、結界などに使用できるのだが、その源をこれに変えるだけでその効果は桁違いに上がる。


 ・魔力


 魔術の元となるエネルギー。

 魂の力が肉体に貯まることでそれが変化し、誰にでも扱えるようになる。

 溜まる肉体はもちろん人によって違うため、魔力も人それぞれ微妙に違う。

 人類が他者の魔力を大量に取り込むと拒絶反応が起こる。

 前衛職の者はこれを肉体に纏うことで身体能力を強化し、戦う。


 ・神聖術


 魂の力に人の信仰心が混ざることでできる聖力を用いて超常の現象を起こす技術。

 魔術と違う点は他人に恩恵が多くあること。

 怪我を治したり、特殊な力を一時的に付与したり、他にも魔術と同じように身を守る結界を張ったりもできる。



 ・呪術


 魂の力に恨みや嫉みなどの負の感情が混ざることでできる呪力を用いて他者を害する技術。

 使えばろくな事が起こらない。


 ・魔物


 体内に魔石という魔力の塊がある獣の名称。

 他の生物から魔力を取り込むことができ、魔石に大量の魔力が溜まると急激にそれにあわせて身体が変化を起こす、進化が起こる。


 ・魂源


 超越者が得られる自身にとって最適の能力。

 その魂に内在する法則を力として具現化させたもの。

 魔術の上位互換のような能力で、用いるエネルギーは魔力よりも純粋で、その指向性を与えるための方法はその魂そのものであるため、息をするかのごとく使うことができる。


 ・魔法


 魂源を極めた超越者が修練の果てに会得できる力。

 魂の性質を具現化させた魂源を、さらに外側に広げていく。

 自分の中にしかない法則で世界を塗りつぶす技能。

 その中にあるもの、入ってくるものは自身の中にあるも同然で、より深く対象を認識できるようになる。

 広げられる範囲は自身が知覚できる限り。

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