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詩集③

逢いたい

作者: 桜ノ夜月

君に貰った一枚の絵を

そっと、指でなぞってみる。



「…好きです。」



何度呟いたって、届く訳無くて。


逢いたい、よ。


苦しくて、苦しくて堪らない。


君が知らない僕が、今日も

暗い部屋の中で、蹲る。



―逢いたい。



「好きだ」と伝えたら、貴女は僕を見てくれますか?

「逢いたい」と泣き叫んだら、神様は逢わせてくれるのですか?



―逢いたい。



一目で良いから。


話せなくても、構わないから。



…逢いたい。逢いたい。



『恋』がこんなにも辛いのならば。


いっそ、こんな気持ち知らなければ良かった。


『逢えないこと』で、こんなにも苦しいのならば。



…いっそ、貴女にこんな気持ちを抱かなければ良かった?



逢いたい。逢いたい。逢いたい。逢いたい。


逢いたい。


…逢えない。


いっそ、『恋』を知らない名前の無い植物だったのなら。



…こんな、苦しい傷み、知らずに居られたのに。




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― 新着の感想 ―
[一言] なぜ、彼は彼女に会えないのか 彼女が 遠い異国へ行ってしまったから? 好きな人が居たから? それとも もぅ、この世にいないから? どれにせよ、 想像がかきたてられました! わたしも、彼…
2014/08/22 11:13 退会済み
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