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ヴィレウス作戦No.2

どうもみなさんおはこんばんにちは!マクミランです!今日は紹介はありません!次回から描きたいと思います!



あのまま忍田さんと父さんはミュータントをかすり傷一つ無しに倒したらしい。さすがはゴースト部隊だな。




「あのあと宗次さんは行方がわからなくなってしまったんだ」




どうやらあのあと忍田さんの話によるとミュータントを倒したあと父さんはどでかい爆発に巻き込まれたらしい。




忍田さんは手すりから離れ俺たちの方にカツカツと音をたてながら歩きよってきた。そして俺たちに




「君たちは心配しなくていい。君たちのお父さんー椎名宗次さんは生きている。私が保証しよう」




忍田さんのまぶしいほどのまっすぐな眼差しに思わず俺と灯は頷いてしまう。この人はほんとに真面目な人なんだな。




「呼び出してすまなかったな。もう帰ってくれて構わないよ」

「あ、はい。わかりました」

「あ、それと明日また私のとこに来てくれ。重大な発表があるんだ」




忍田さんはそれだけを俺たちに言って階段で屋上を降りていってしまった。でもなんだろう重大な発表って・・・




「お兄ちゃん。私たちもいこーよ」

「そうだな。父さん心配させちまうからな」




俺らもこの屋上を後にした。













理事長室

18時00

咲神迅





残ってた書類仕事が終わり俺は仕事を提出するため忍田さんの居る理事長室に向かっていた。




夏のこの時期、6時頃だというのにまだ夕日が明るかった。外はひぐらしが鳴きそれが風景といい感じに混ざりとても幻想的な気分にさせてくれた。




理事長室の前に到着し、コンコンコンと三回ノックした。が、返事は無い。おかしいな。普通ならすぐにどうぞって言われるはずなんだが・・・




ドアを静かに恐る恐る開けてみると忍田さんの姿はなかった。中には何かの確認の書類なのか一枚のプリントがデスクに置かれていた。




「ふ~ん。珍しいな。忍田さんが不在とは。まあ提出するっていっても置いとけばいいか」




提出する書類を既におかれている書類に重ならないように位置をずらしながらゆっくりと置いた。だがそこに置かれている書類の題名に目が行ってしまう。




「・・・・・見るだけならいいよな?」




ペラっと書類を右手で素早くとり内容を確認してみる。すると・・・そこには・・・




「・・・なんだこれは!?」










鈴森高校のとある場所

18時10

評議会




評議会。それはこの壁内で起きた問題を処理、または終息させる機関である。評議会の決定には誰も逆らえないことになっているようだ。





今この場所には老師ーと呼ばれるもの達が集結している。ここはビオトープと呼ばれる地下にまた違う景色を作っており、辺りはとても鮮やかな高原が広がるばかりである。だが見渡す限り高原だが壁がちゃんとある。




この部屋の中心にガラスの四角い長方形のテーブルが設置されておりそこに七人の老人と若い人が座っていた。




「彼らに話したのかね?」




この中で腕を組んでいて一番歳をとっている老人が若い男ー忍田正臣に話しかける。




「はい。いずれ知らせなきゃいけないことなので」



※ここからは描写無しで。






「まさか宗次の行方が分からなくなるとは・・・彼はとても惜しい人材だった」



「確かに。彼ほどの覚醒の才を持つものを他に見たこともない」



「まだ宗次は死んだとは決まっていないが・・・もしものためだ」



「・・・そういえば、君は今学園祭に参加しているはずでは?校長殿」



「細かいことは気になさらず?」



「育成計画についての非検体不足はもう少し外の動きを待つべきだろう。直に才を発揮し始める者もいるはずだ。より才のあるものを選出せねば」



「現在、我々を取り巻く環境が芳しくない。再びヴィレウス作戦を決行するとしていつ新たな感染者が出ることか、それに周囲の人々の声といい」



「その点については心配ないと思います。現在人員が集まりつつあります。あなた方の計画も筒がなく決行できるでしょう。ですが人々の名声は問題があるかと」



「忍田君。最近我々を監視している者が居るようだが?」



「・・・・わかりませんが、確認してみます」



「よし。ヴィレウス作戦が成功すればかなり人類は日本を取り戻せる確率が高くなる。絶対に成功させろ忍田」



「・・・解散としよう」





忍田と校長は静かに立ち上がり真後ろのドアから出ていった。ほかの人たちはヴゥゥゥンという音とともにゆっくりと体が透けていき姿を消した。




ドアの向こうはエレベーターとなっていて二人は無言のまま出口に向かっていた。




「・・・どう思う?クルチ」

「うーむ、まだ明確なことはわからんが考え過ぎではないか?人に化ける感染者など聞いたことがない」

「まあ、どちらにせよ、奴らは自分の事しか考えていない。だがまだ手を出すべきではないな」



「私は学園祭に戻るよ。夜道には気をつけろ、忍田」



「ああ。今日はありがとう。悪かったな無理やり」



「そう思うなら私の好物の刺身でもおごーーー」



「さて帰るか」




エレベーターを出た後忍田は逃げるようにこの場所を後にした。そして何かの書類を確認しようと鞄に手をかけ中身を確認した。




「・・しまった。書類忘れてきた・・・」










今日は次に繋げるために短めにしてあります!描写の事は勘弁してください!!



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