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ヴィレウス作戦No.1

どうもみなさんおはこんばんにちわ!マクミランです!


今日の紹介はこちら!




咲神迅(さきがみじん)



身長ー170cm



体重ー62キロ



職業ー学生


良介の幼なじみで同じ鈴森高校の二年A組。容姿は前髪をまゆにかからない程度にきっていて揉み上げはあまり手を加えずそのままにしている。制服はきちんと着こなしており腰パンもしない。身体能力もかなり高く喧嘩は15人を一人で相手にして全員を病院送りにしてしまった経歴をもつ。家族構成は迅一人。両親と姉がいたがは5年前の大規模侵入により亡くなってしまう。首にロケットペンダントをつけており一人になるといつも家族の写真を見ている。基本的には後方支援だがいざとなれば頼りになるみんなの兄貴分。基本は誰にたいしても優しいがキレると良介以外は止められない。良介の妹に恋心を抱いているようだが肝心の妹は気づいていない。

学園祭二日目。俺と冬木、愛梨、灯は学校に登校した直後に呼び出しがかかってしまう。え、なんかしたかな?俺。そんな俺たちは学校の四階の司令室にむかっている。今は四階につながる階段を登っていた。




「はあーあ。もう学園祭おわりかよーアタシもっと回りたかったなあ」

「愛梨先輩意外に可愛いとこありましたね!」

「むきぃー!意外ってなんだ!意外って!」




愛梨が灯に飛び付いて暴れまわっているが他の生徒の視線というものがあるので勘弁してほしぃわ!




「二人とも?もっと静かに出来ないの?」

「「ごめんなさい」」

「冬木サンキュー」

「うん、この二人いつもうるさいからねー」




えへへーと二人とも鼻を人差し指で擦っている。照れるとこじゃないだろ!!



階段を登りきり生徒の教室の前の廊下をゆっくりとあるっていた。



「お兄ちゃん!誰に呼び出されたの?」

「ん?ああ。灯は知らないのか」

「うん、知らないー」




そっか。灯はまだ一年生だから知らないのか。



「これはな全軍総帥からの呼び出しで大規模な作戦を行う時とか重要なことで呼び出しがかかるんだよ」

「ていうかアタシたちじゃなくてもよくないか?他の人とかいんじゃん?」

「そうはいかないんだよ?ほとんどの特殊総務科の人たちは今後のことで辞めちゃったんだよ」




へぇ~と軽く流しているが実際はそんなへぇ~とか言っている場合ではない。もう俺たちと数人しかいないんだから困ったもんだ。他のやつらも迷ってるらしいし。




「さあ、ついたよ」

「どんな人なんだろうね!」



まあ、期待するのも無理ないか。実際、全軍総帥っていう名に合う相当の実力者だ。三話目を見てね。



長い廊下を歩ききり網膜スキャン式の白い自動ドアにたどり着いた。



廊下はガヤガヤと授業と授業の合間なのか生徒達がたむろしていた。外は晴れていて暖かい日差しが差し込んでいた。



そしてそれぞれがスキャンを済ませ扉を開いて中に入った。



「ひつれいしまーす」

「まーす!」

「うぃーす」

「ども」




中に入るとそこには一人の男性が窓に差し込む光に当てられて豪華なデスクに座っていた。この黒髪の短く切りまさしく日本男子のような髪型をしているのが全軍総帥の忍田正臣さんだ。




「すまないな。急に呼び出してしまって」

「気にしないでくださいよ。もう僕たちしかいないんですから」

「君たちが残っててくれれば百人力だよ」




冬木と忍田さんの何気ない会話を俺達はただただ見つめていた。なんの関係かはわからないが冬木とこの人は親父さんが仲が良いからだとか。




「で?なんの呼び出しなんだい?」




愛梨がふぅ~と肩を抜いて疲れたかのように忍田さんに問いかけた。忍田さんも間を空けてから椅子から立ち上がった。



全軍総帥は日本にいる陸海空軍、FBI、CIAの指揮権を政府軍司法長官から全権を委任され、この日本に入っ時点で全軍総帥にその場の指揮官から権限が移動するそう

だ。その人こそこの司令室にいる 忍田正臣さんだ。




忍田さんを見るとその人の視線がまっすぐ俺の方に向けられていた。




「どうしました?」




忍田さんはびっくりしたようにほんのちょっと目を見開きながらゆっくりとその口をひらいた。




「君・・名前は?」




え?なんで俺の名前を?



「椎名良介ですけど?」

「椎名・・・宗次さんの息子か」




「・・・・宗次?誰ですか?俺の父親は椎名亮次郎ですが」



誰だ?宗次?そんな人・・・・俺の親父はそんな名前じゃないはず。



そこでハッと俺は気づいた。これは亮次郎は義理の父の名前・・・・




「まさか・・・!」

「その先は言ってはいけない」




あっさり総帥に止められてしまった。今、宗次と呼ばれていたがこの宗次という人・・・・



俺の5年前に亡くなったとされたほんとの父親だ。俺は訳も解らず頭を掻いてしまう。その会話と名前に他の3人はポカーンとこっちを見ていた。




「君達、後で放課後屋上で話そう。今は三日後の大規模作戦の話をする」

「そうでしたね」



総帥はデスクの引き出しからリモコンを取りだしスイッチを入れる。すると巨大な立体映像が出てくる。



そのまま部屋の明かりが遮断され真っ暗になったかとおもうと巨大な立体映像は町のような形をし始める。




「今回の作戦は二日前。隣町を調査していたステルス偵察無人機が生存者を確認した」

「生存者ねぇ~」

「総勢で10人も居ないだろうと判断される。だがなんでこんな大規模にするかというと先程の偵察機が新たなタイプの感染者を発見したからだ。」




ブウンという音とともに映し出されたのは四メートルもある両手が筋肉のようなもののそうこうに覆われたネメシスのような物だった。




「うわぁ」

「お兄ちゃんソックリ・・・」

「ん・・・?」

「こんなん普通じゃ勝てなくないか?」



「これを確認したのは二日前の夜だった。暗視装置で視覚化してみたところこの町に確認した数は42体。さらに建物内に潜んでいることも考えると・・」



こんなに大規模になるわけだ。



「作戦名はヴィレウス作戦。この作戦に投入する戦力は陸軍第二レンジャー大隊、第三レンジャー大隊。そしてac130爆撃機を五機。そしてお前たちだ。数は戦車50、戦闘ヘリ60、戦闘機60のそれぞれ兵士500人の超大規模作戦だ。」

「この戦力なら東京はかるく落とせるね」

「それぞれ大隊は輸送機で移動だ戦車も輸送機で分隊ずつの移動となる。そんな君たちは戦闘ヘリに搭乗しこの壁を基準として南側に周り生存者のいるテレビスタジオを目指せ。この町にテレビスタジオは1つしかないからすぐわかるはずだ」



え?こんなに大規模だったの?ていうかこんな戦力どこに隠してたんだよ!唖然としていた俺だったがほかはさらに( ; ゜Д゜)としていた。



「よし、解散としよう。では良介くんと灯さん放課後に会おう」

「「はーい」」

「アタシたちは用事があるから放課後は先に帰るぜ」

「ほーい」



用事?なんだろう。なんか怪しい・・・二人はなにか企んでいるようにも見えたが疑うのはやめよう。




振り向き様に小さな礼をしてこの場を俺達は去った。なんかモヤモヤした気持ちがして凄い嫌な感じだな~。



「・・・・」









放課後

17時00

椎名良介





ここは屋上。普段なら屋上は放課後に施錠されてしまうが、今回は忍田さんが特別に開けておいてくれた。もう夕日が空の遥か遠くにあり静かに沈んでいく。



そんな俺と妹の灯は先に屋上で世話話をしながら屋上の手すりに手をかけ夕日を見ながら待っていた。




「すまない。書類の整理で遅れてしまった」

「いや、いいってことですよ」

「ですよ!」




遅れて忍田さんが階段からゆっくりとカツンカツンと音を立ててやってきた。やがて俺達のように手すりに手をかけてはあと一息ついていた。なんの話をするんだろう。




「・・・君たちはゴースト部隊をしってるかい?」















でてきましたよーゴースト部隊!別にパクりとかではなくてですね実は二年前からこの小説は考えてました!



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