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第5話 メリット·デメリット

20000pvいきました。これからもどうかよしなに。

 目が覚める。起きるとそこは真っ白な部屋だった。


「あれ?ここどこだ?」


「ここは神様の謎空間だよ!!」


 声がした方をみるといつぞやの神がドヤ顔で立っていた。


「夢にでるって言ったからね。宣言通り来たよ」


「はあ、それでなにか用事でしょうか?」


「もう!!つれないな。折角神様が会いに来たんだよ?敬虔な信者なら泣いて喜ぶよ」


 いや俺そもそも信者じゃないし。


「で?本当に何の用ですか?」


 再び聞くと神はなにやら気まずそうな顔で答えた。


「いや転生する前にエド君僕に聞いたじゃん。魔法は使えるのかって」


「ああ聞きましたね。ということはチート魔法でももらえるんですか!?」


「ああー取り敢えずそれは置いておいて。比較的良いニュースと比較的悪いニュースと良いニュースどれから聞きたい?」


「空気を読んで悪いニュースからお願いします」


「分かった。そのね、言いにくいんだけど君.....魔法使えないんだ」


「え!?」


 魔法がある異世界なのに魔法が使えない?俺の頭の中に何かの声が流れた。


 残念!!エドの冒険はここで終わってしまった。


 そうか俺の冒険は終わったのか。魔法が使えないなんて.....


「おーいエド君?まだ僕話してる途中なんだけど」


「はい聞いてます。ただ単に今僕の冒険が終わっただけです」


「君が一体なんの話をしているか分からないけど次は比較的良いニュースだよー」


 どうせしょーもないんだろう。


「君が魔法を使えない理由なんだけどそれは君の才能がスキルと身体能力に偏ってるからなんだ。だから五歳の君がお父さんに勝てたんだけどって聞いてるのー?」


 どうせ俺は才能なんてまるでないよー


「まったく。話を続けると普通は偏ってるって言っても6:4ぐらいなんだけど君の場合は10:0なんだよね。だから魔法が使えないの。もし君の才能が5:5だったら一流の魔法使いにも剣士にもなれたし剣魔術みたいなのをならったら神童なんて呼ばれるくらい才能はあるんだ。それが全部身体能力とスキルに入ってるんだよ?これから君は一体どれだけ強くなれるの」


「それで良いニュースというのは?」


 なんだそれを早く言ってくれ。


「立ち直り早いなあ。おまけに僕話してる最中だったのに。現金なんだから。えーと良いニュースは《変身魔法フォームチェンジ》についてだよ」


変身魔法フォームチェンジ》について?


「君にとっては良いことに《変身魔法フォームチェンジ》はスキルなんだよ。まあ僕がスキルとしてあげたから当然だけどね。でね《変身魔法フォームチェンジ》で魔獣と融合すればある程度はその魔獣が使うスキルや魔法も使えるんだよ。でさっき言った通り《変身魔法フォームチェンジ》はスキルだからスキルの効果での魔法なら君は使えるんだよ」


 なっなんだと!?


「具体的に言うと銀狼フェンリルなら氷魔法。まあ氷魔法は水魔法と風魔法の混合だから水魔法と風魔法も使えるようになるんだけど。不死鳥フェニックスなら固有魔法《治癒炎チユエン》と《守炎シュエン》の2つ。ドラゴンは固有魔法《竜炎リュウエン》とユニークスキル《竜威圧》の2つ。それと魔獣に固有魔法やユニークスキルを使う場合は大体種族スキルって意味だから」


「それって魔法が使えないの引いてもお釣りきません!?」


「たぶんねー」


 まだだ!!俺はまだ戦える!!なんちゃって


「それぞれ効果説明するよー。氷魔法はそのまま。氷を出したり吹雪したり。応用は自分で考えてね。次に《治癒炎チユエン》は触れると傷が治る炎が出せるよ。出してる間魔力が減ってくから気を付けてね。《守炎シュエン》は炎を盾として使ったりできる。元が炎だから相手は触れれば火傷するよ。最後に《竜炎リュウエン》と《竜威圧》だよ。《竜炎リュウエン》は早い話ブレスだね。ドラゴンのブレスを出せるようになるよ。口から出してもいいけど手からも出せるし足から出せば空も飛べちゃうかもよ。最初は《竜炎リュウエン》は炎ブレスしかだせないけど氷のドラゴンを倒せば氷のブレスが風のドラゴンを倒せば風のブレスが出せるようになるよ。《竜威圧》はドラゴンが放つプレッシャーみたいな物を出せるようになるよ。魔獣だったら普通の奴は近づいてこないし、人間とか相手の場合は実力者でも一瞬怯むと思うよ。スキルの説明はこれくらいかな。なにか質問はある?」


「はい!」


「ではエド君!!」


「そんなに一気に喋って疲れないんですか?」


「勿論神様だからね!!」


 断言された。神様凄いな。


「他になにかある?」


「なんでこの事を最初のメッセージで教えてくれなかったんですか?」


「忘れてて」


「ならメッセージで直ぐに教えてくれればいいのに。なんでわざわざ会って会話なんか...」


そこで俺は思いだした。そうこの神様.....ボッチなのである。そう思うと急に申し訳なくなる。


「なんかすいません。気つかえなくて。これからも呼んでいいですよ。」


「絶対失礼なこと考えてるよね。まあいいや。君が呼んでもいいって言うならこれからはもっと呼んじゃおう。それと《変身魔法フォームチェンジ》は派生があるからね。頑張って見つけてよ」


 急に上機嫌になる神。おまけに良い情報まで教えてもらった。


「じゃあもう帰っていいですか?」


「うんいいよ。じゃーねー」


 神の声を聞きながら意識がなくなっていく。








































感想お願いします。俺はまだ戦えるはネタです。

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