第1話 ユニークスキル
本日二回目
覚醒は突然やって来た。寝てて急にスッキリ目覚めた時のように意識が戻ったのだ。俺の意識が戻ったてことはもう一歳。だからなのか....この騒ぎは
「エドちゃん誕生日おめでとう!!!!」
どうやら今は俺の誕生日の真っ最中のようだ。皆が俺の誕生日を祝ってくれている。それと名前はエドらしい。ベビー椅子のようなものに乗せられている俺は周りの人を一人一人見ていく。
先ずは俺の正面。厳つい顔をしているおじさんだ。おそらくこの人が俺の父親。普段は厳しそうだが今は口が緩んでいる。
その右隣にいる12歳位の少年。おそらく俺の兄さんだろう。かなりイケメンだ。これなら俺も期待できる。
父さんの左隣は父さんと同じくらいの歳の女の人。俺の母親だろう。優しそうだ。
そしてさらにその横5歳位の女の子がいる。結構可愛い。俺の姉さんだろう。
他には誰もテーブルについていないので恐れくこれで俺の家族は全部。父、母、兄、姉そして俺。なかなかバランスがいい家族だ。
俺の誕生日会も終盤に差し掛かる。すると母さんが
「みんなそろそろエドにプレゼントを渡しましょう」
と言った。確かに誕生日と言えばプレゼントである。だが所詮一歳児にあげるプレゼントだ。たかが知れているだろうと思っていると、母さんが俺を椅子から降ろした。キョトンとしていると父さんが俺の前に何かを置いていく。
「エド分からないだろうが良く聞け。今からやるのは我がエリオ家に代々伝わるお前の今後をも決めるものだ。今お前の前にはいくつもの木でできた武器がある。その中から自分が取りたいと思う物を取れ。それがこれからの人生でのお前の武器となる」
なるほど。さすが武官の家。こうやって武器を選ばせるのか。
俺の目の前には幾つもの武器が置いてある。弓、杖、剣、槍、棍、鉈、手甲足甲、刀、ダガー、棒、薙刀。
確かに多い。しかし俺の選ぶものは既に決まっている。正直あって良かった。そして俺は迷うことなく棒を手にする。
「そうかお前はそれがいいか。ならば今から4年間まずはそれを肌身離さず持ってなさい。そして5歳になったら武術の修行の開始だ」
どうやら最初は武器に愛着を持たせるらしい。そして修行ができる歳になったら修行開始ってところか。
父さんはそれだけ言うとまた席につき
「ほら早くパーティーを再開するぞ」
と言った。パーティーはなかなか楽しかった。
さて今はパーティーが終わり自室で一人、ではなくお付き兼護衛としてメイドさんが一緒にいる。まさに戦うメイドさんである。ホウキで戦うのだろうか?
などと考えていたせいで忘れる所だった。そう神様サービスのステータスである。早速ステータスと念じると頭の中に浮かび上がってきた。
名前 エリオ·エド
性別 男
種族 人間
スキル 体術·身体強化術·空間把握·棒術·縮地·魔流
称号 なし
メッセージがあります
ステータスの一番下にメッセージマークがあった。取り敢えずタッチしてみると頭の中にメッセージが流れた。
やあ久しぶりエド君。なんで今の名前を知ってるかだって?神様だからね。
どうだい転生した気分は?まさに心機一転といったところかい?
約束通り君が一歳になったからユニークスキルをあげに来たよ。
スキル名は《変身魔法》
効果は自分の体を他の魔物と融合させることだよ。融合といっても全部が混ざるわけじゃない。猫獣人や人狼ぐらいさ。自分である程度コントロールできる。
君が最初に融合出来るのは《銀狼》、《不死鳥》、《竜》の3つだよ。それぞれの特徴は《銀狼《は素早く、《不死鳥》は頑丈で、《竜》は力強い。おおまかにいうとこんな感じ。
使い方は例えば《銀狼》になりたいときは《変身魔法》モード銀狼って念じて。声に出してもいいけどね。
もし《不死鳥》の時に瀕死の攻撃を負っても一度だけ完全回復できるよ。ただしそうした場合1ヶ月間は《不死鳥》にはなれないから気をつけてね。新しく変身したい魔物がいる場合はその魔物に止めをさすとき《変身魔法》とだけ念じてね。その魔物のフォームが手に入るから。最大所持数は5個。それ以上は他のと交換してね。
それと武器はもう出せるからね。
最後に君の第二の人生が実りあるものであろうことを祈らせてもらうよ。神様だけどね。
psたまに君の夢に行くかもしれないよ
メッセージはここで終わってた。《変身魔法》か。なかなか便利そうなのを貰ったな。スキルなのに魔法なのはきっと考えちゃいけないんだろう。
まだまだスキルについて検証したかったが一歳児の体に今日のは疲れたらしい。眠気に抗えずに寝てしまった。
こうして俺の異世界一日目は終わった。
なかなかカッコいいスキルじゃないですか?《変身魔法》
このあと五歳まで飛ばすか幼年期をやるか迷ってます。どっちがいいですか?
固有魔法とユニークスキルには《》をつけます




