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最終章・特別編 永遠の誓いの夜



~愛を重ねて未来へ~


夕暮れ時、世界樹の空が茜色から深い紺色へと染まり、無数の星が瞬き始めます。

四人で囲んだ夕食も終わり、ルナとミィは「邪魔しちゃ悪いから」とにやにや笑いながら自分たちの部屋へと引き上げていきました。


木漏れ月が柔らかく寝室を照らし、甘い花の香りが静かに漂っています。


ベランダに寄り添って並び、星空を見上げていたリリスが、ぽつりと幸せそうに囁きます。


「仁…ねえ…早く…あの子達に会いたいねっ…」


未来から応援に来てくれた二人の子供たち。

永遠の命を得て、もう寿命に隔てられる心配のない今――その願いは、必ず叶う現実へと近づいています。


仁は彼女の華奢な肩を優しく抱き寄せ、頬にそっと口づけました。


「そうだね…リリス。必ず会えるよ。

僕たちの愛があれば、きっとすぐにこの腕の中に迎えられる日が来る…」


その瞬間、リリスはくるりと彼の胸元を向き直り、

月明かりを浴びて真っ赤に頬を染めながら、いつもより大胆な瞳で仁を見つめ返しました。


そっと彼の胸に手を置き、吐息まで甘い声で囁きます――


「だからね…仁…今夜は寝かさないからねっ…」


「っ…!リリス…!」


仁の全身に甘い電流が走り、心臓が高鳴って熱く燃え上がります。

永遠の時間を共にできる喜び、愛しい人からの真っ直ぐな誘い…もう何も言葉はいりません。


「わかったよ…リリス。僕も…いくらでも応え続けるから…」


彼はそっと抱き上げ、柔らかなベッドへと導きます。

月明かりと星の祝福に包まれた部屋に、二人の重なる吐息と愛の囁きが、夜明けまで優しく響き渡りました――


未来の家族を胸に、永遠の愛を何度も何度も確かめ合う、幸せいっぱいの夜が更けていきます。

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