#12 対面
「捕虜交換、でありますか?」
「そうだ。楽な仕事だろう」
ケッセルリンク大将が議場にて、他の将官らを前に僕へこんな命令を下してきた。
戦闘が行われると、撃沈には至らずとも大破、または損傷、故障した敵艦が取り残されることがある。その生存者は当然、捕虜としてかくまわれる。
が、連合と連盟の間の取り決めで、年に一度、互いの捕虜を交換する場が設定される。
今回、こちら側から連盟側へ返還される捕虜の人数は三千五百二十二人。大型の民間船に乗せられて、指定の宙域まで運ばれる。
一方で向こうからも、およそ四千人近い捕虜が引き渡されることとなった。こちら側よりやや多い。それだけ、ケッセルリンク大将の指揮がへぼ過ぎたということに……
いや、そんなことは、この際どうでもいい。
捕虜交換とは、戦闘を伴わないとはいえ、大変なことだ。
なにせわずか数十隻で敵と味方の緩衝宙域に出向いて、そこで向こう側の将官と捕虜交換に関する覚書に署名を行い、それを好感した後、帰還兵を乗せた民間船を護りつつ帰ってくる。
つまりだ、見知らぬ敵の将官と出会い、そこで会話することになる。つい先日、敵撃滅を宣言したばかりだというのに、その敵と握手することになるわけだ。こんな皮肉なことがあるか。
いや、相手が赤い突撃竜の指揮官であろうはずがない。あちらにとってそんな英雄を、わざわざ捕虜交換などという場に出すわけがない。
僕も本来ならば、そのような場に出る立場の者ではない。なにせ敵の艦隊主力に大打撃を与えた本人だ。当然、スパイを通じて僕が出向くことは伝わっているだろう。
そんなところに出向いて、果たして無事に帰れるのだろうか?
「帰れるに決まってます。ですから、私もついていきます」
ところがだ、そんな場についていきたいという奇特なやつがいる。エリザベスのことだ。
「いや、今回は戦いはないのだから、わざわざ出向く必要はないんだが」
「何をおっしゃいます。捕虜交換と言えば、誉ある将軍が出向き、己の威信を敵に見せつける格好の場なのですよ。そのような場に、いずれ妻となる私が出向かなくてどうするというのですか?」
言ってることが無茶苦茶だな。まず、捕虜交換は誉ある任務ではない。しかも、そこに婚約者が出しゃばる理由がない。だがエリザベスは、言い出したら聞かない。
と、いうことで、この魔導師の令嬢までがついてくることになった。敵が我が艦を抹殺しようと企んだなら、まさしくこの光の魔導師まで失うことになる。
そうなった時、ケッセルリンク大将はどうするつもりだろうか? 国王陛下から何を言われるか分かったものじゃない。そんな覚悟があるとは到底思えないのだが。
◇◇◇
「奇妙な話ね、なんだってあんたが、捕虜交換なんて退屈な任務を引き受けたのよ」
部屋に入ってくるや否や、ベアトリーチェが不機嫌に声を荒げて入ってくる。俺は答えた。
「なんだ、俺は将官だ。捕虜交換の任務を引き受けても、おかしなことは何もないだろう」
「あなたみたいな突撃野郎が、捕虜を引き連れてのろのろと進む姿が想像できないのよ」
相変わらずひどい口のききようだな。いいか、お前は少尉で、俺は准将だ。その階級の落差くらい、わきまえておけと言いたい。
「まあいい、お前には教えてやる。どうして俺が、捕虜交換の任務を引き受けたか、ということをだ」
「やっぱり、何か理由があるのね。しかも、あの灰色の怪狼がらみでしょう」
「なんだ、分かってるじゃないか」
「そうでなければ、あなたが出しゃばるはずがないと思っただけよ。そんな面倒な任務、他の将官にお任せするのが普通でしょう」
「まあな」
「で、まさかと思うけど、捕虜交換に出てきたその怪狼の指揮官を、捕虜交換後に抹殺しようって企んでるの?」
「そんなことするわけがないだろう。第一それは、明確な条約違反になる。二度と捕虜交換ができなくなるぞ。それに、俺はそんな卑怯者じゃない」
「じゃあ、どうしてよ?」
「簡単だ。その敵の顔を拝んでやる。ただ、それだけだ」
「えっ、たったそれだけのために、そんな面倒な任務を引き受けたの?」
「なにが『それだけ』だ。俺は諜報員から得られる情報でしか、ファルケンハイン准将という男を知らない。実際にどんなやつか、ほんの少しでも会話することで、その人となりを知る。敵を知り、己を知る。この先の戦いに勝つために、必要なことだ」
「でも同時に、あなたのことも知られるわよ」
「俺はいちいち、赤い突撃竜と呼ばれる戦隊を率いる戦隊長などと明かさない。バレるわけがないだろう」
「明かさなくったってきっと、バレるでしょうね。おそらく相手は、そういう男よ」
よくよく考えてみれば、ベアトリーチェの言う通りかもしれない。おそらくやつは、俺の乗る戦隊旗艦七七〇一号艦を見て気づくだろうな。通常の連盟艦艇では見られない、長い船体。高速維持のための冷却装置を取り付けるための構造だが、やつならこの艦影を見れば、俺が「赤い突撃竜」の戦隊長だと悟るだろう。
が、俺が今回の捕虜交換に応じた理由は、他にもある。
ファルケンハイン准将が相手方の担当将官だと分かったから、その顔を拝んでやりたい。それも実際、理由の一つではあるが、一番の理由はそれではない。
すでにやつが、我が艦隊に大打撃を与えた張本人だと、将官の間では知られている。
となれば、別の将官が担当すれば、もしかすると功を焦って条約無視覚悟で、やつの背後を撃つかもしれない。
それだけは、やらせたくない。
やつを倒すのは、俺自身だ。それも、戦場でなければ意味がない。
だから、この捕虜交換の時にやつが倒されることは断固として阻止しなくてはならない。ゆえに俺が願い出た。
そんなことに気を回すなど、俺らしくないことは承知しているつもりだ。だが俺は、正々堂々とやりたいんだ。
◇◇◇
「まもなく、捕虜交換の指定宙域です」
「敵……いえ、連盟側捕虜輸送部隊より入電! 『こちら、静止した振り子』、以上です!」
来たな、捕虜交換の際の符丁だ。この返信に対する符丁は、僕にしか知らされていない。
「直ちにこう、返信せよ。『了解した、こちらは白い波紋』と」
「はっ!」
静止した振り子、白い波紋、つまりどちらも「攻撃の意思なし」という意味を持たせた言葉ではあるが、いつもならば戦闘状態になる両者が接触するためには、いちいちこんな詩的な言葉のやり取りをしなくてはならない。
さらに、護衛の五十隻の駆逐艦も、捕虜を乗せた大型民間船を中心に円形に囲むような陣形で航行しなくてはならない。これも、捕虜交換の際の「儀礼」の一つだ。
何もかもがイレギュラーだ。しかも、戦時条約違反覚悟で、相手が攻撃してくるかもしれない。わざわざそんな面倒で、しかも危険な任務をなぜ、僕にやらせるのか?
いや、だいたい分かっている。要するに、ケッセルリンク大将は僕が邪魔でしょうがない。捕虜交換が成功したならば、面倒ごとを押し付けられてそれで良し。もし敵が条約を違反し撃ってきたとしても、僕がいなくなるだけで大将閣下にとっては良し。気に入らないが、どちらに転んでも大将閣下にとっては願わしいことばかり、というわけだ。
しかし、相手の将官が気になるな。背後から撃ってくるようなやつかどうか、そこを見極めねば。
と、そんなときに観測員から、艦内を一瞬で緊張の空気に陥れる一言が発せられた。
「連盟艦の艦影、視認! 全長三百五十メートル、通常艦ではありません!」
それを聞いて僕は、その相手が誰なのか、一瞬で悟った。
間違いない、あの艦影は、まさに「赤い突撃竜」のものだ。
つまり連盟側の将官はまさに、先日戦った相手ということになる。それを知った瞬間、僕は背筋にヒヤッとしたものが走るのを覚える。
まさか、条約違反を覚悟で僕を狙うため、現れたのではあるまいな。
今は、ほとんど丸腰に近い状態だ。無論、相手も五十隻。しかし、場合によっては例の電波吸収材で戦隊を隠しているかもしれない。
今のところ、その兆候はないが、捕虜交換の最中に動き出す恐れはある。が、こちらとしては、何ともしようがない。
「どうしたのです? なぜ皆さん、急に険しいお顔をなされているのでしょう」
そういう事情を知らないエリザベスは、能天気にもそんなことを言い出す。僕はエリザベスに、こう告げた。
「簡単だ、相手があの、赤い突撃竜の指揮官である可能性が高い、ということが分かったからだ」
「まあ、敵の英雄が出てくるわけですね。なんと名誉なことでしょうか」
ダメだ、このご令嬢の脳みそが中世的思考のままだ。名誉とかそういうものではなく、むしろ危機が迫っている、と僕は言いたかったんだが。
「いや、そうではなくてだな、こちらを攻撃してきてもおかしくない相手だ、ということだ」
「そうでしょうかね? そのような相手であれば、今ここで攻撃するのではありませんか? もしも撃つつもりならば、捕虜交換の前でも後でも変わらないでしょう」
エリザベスがこう言ってのけた。うん、正論だ。こちらを撃つ意図があるとすれば、捕虜交換後よりも今の方が狙いやすい。なにせ、捕虜を乗せた民間船を護衛しながらの足かせ付きな状態だからだ。
さすがに、条約違反まではしてこないか。とはいえ、最後まで気が抜けない。とはいえ、今は手順通りに事を進める他ない。
やがて、連盟側の大型民間船が見えてきた。互いの民間船同士、ドッキングする。その際、僕は民間船に駆逐艦を接続して乗り込んだ。
あの敵将と、初めて会うことになる。一体、どんなやつなのか、気になるな。
◇◇◇
「連合側の将官と副官、および……誰でしょうか、赤いドレス姿のご婦人が一名、乗り込んできました」
「そうか。丁重にお迎えしろ」
大型民間船同士が結合された状態だが、捕虜交換のための覚書を交換する儀式がある。決まりでは、大きな船の方で行うとされている。今回、我が連盟側の抱える捕虜の数が多くて、その分、船がやや大型であったがために、こちらでその覚書交換が行われることとなった。
カーキ色の連盟軍服を着た二人の士官に続いて、二人の群青色の軍服を着た連合軍人が姿を現す。一方が飾緒付きの、やや青みが勝った黒い髪の男が入ってきた。
あれが例の、ファルケンハイン准将か。
准将ともなれば、通常は三十代後半から四十代でも若い方だ。が、どう見ても相手は二十代後半、俺とほぼ同じくらいの歳だ。これは、意外だったな。
あちらも、こちらを見ている。赤髪でややガタイの大きな俺を見て、おそらくやつも同じようなことを認識していることだろう。その鋭い目を見ればわかる。にしても、その後ろを歩く古風な赤いドレス姿の婦人は誰なんだ?
そんな将官と、お付きの副官、そしてドレス姿の婦人が、俺の目の前に並び立つと敬礼した。
「連合側の代表を務めます、地球三三七、第三十五戦隊長、エーベルハルト・フォン・ファルケンハイン准将です」
まさに聞き覚えのある名が、その飾緒付きの黒青髪の男から発せられた。俺も答える。
「連盟側の代表である、地球五一九の第七十七戦隊長、ロドリゴ・デ・グスマン准将です」
互いに敵同士ながら、敬礼をかわす。初めて会ったというのに、まるで昔からの戦友のような感触を覚えた。
◇◇◇
正直言って、もっと年齢の高い人物が現れると思っていた。が、僕とほとんど同い年じゃないか。まさかあれだけの戦隊長が、僕とほぼ同じ世代だということにまずは驚く。
相手はグスマン准将と名乗った。その横には副官らしき人物、それにもう一人、女性士官が後方に控えている。軍服に付けられた軍証から察するに、少尉のようだ。奇妙な組み合わせだな。いや、こちらもエリザベスを連れてきている。人のことは言えないな。
で、敬礼が終わった後、いきなり赤髪の将官が手を伸ばしてきた。
「敵同士ではあるが、今は互いの任務を尽くすため、協力しようではないか」
まさかそんなことを、敵将から言われるとは思いもよらなかった。僕も手を差し出すと、おそらくは突撃竜の長であるグスマン准将が、僕が差し出したその手をぎゅっと握りしめる。筋肉質の男ゆえに、握力が強い。そんな筋肉男が、僕に笑顔を向ける。
おい、すでに分かってるだろう。お前の戦隊の百二十隻を、一撃で沈めた指揮官なんだぞ。
「ところで、ファルケンハイン准将殿」
「なんでしょう?」
「後ろに立つあの、赤いドレスの女性は誰なのか?」
うっ、やはりエリザベスは目立つな。ついてきてしまったから仕方がないが、やはり連れてくるんじゃなかったかな?
が、グスマン准将の言葉に答えるように、エリザベスはこう答えた。
「お初にお目にかかります、グスマン様。私、キャベンディッシュ男爵家が次女で、エリザベス=アレクサンドラ・ヴィクトリア・キャベンディッシュと申します」
もしかしたら、エリザベスの名前も伝わってるかもしれない。魔導師だと知ったら、相手はどう思うか。が、相手からは特に、これと言って反応はない。
「ほう、その身なりと名前からして、地球一一一三の星のお方かな。しかしどうして、今回の任務に同行を?」
「それは決まってますわ。私、エーベルハルト様の婚約者でございます。加えて申し上げるなら、アルビオン王国の王国魔導師団の一員でもありますので、王国代表としてまかりこした次第でございます」
魔導、という言葉を出してしまった。その瞬間、グスマン准将の眉が動く。いや、婚約者のところでも動いていたが、ともかくエリザベスが魔導師だということがばれてしまった。おい、エリザベスよ、なんてことを口走るんだ。
「ほう、婚約者で、魔導師と申されますか」
するとグスマン准将は、すぐ後ろにいた女性士官の手を引いた。そして、こう僕らに告げる。
「奇遇ですな、実はこいつも俺の、いや小官の婚約者なんですよ。ベアトリーチェ・イザベラ・ゴンザーガ少尉というんですけどね」
今度はこちらが凍り付いた。なんと、あちらも自身の婚約者を引き連れていたのか。いきなり名をばらされたその敵将の婚約者が、グスマン准将に文句を言う。
「ちょ、ちょっとロドリゴ、何だってこんな場所でそんなこと言うのよ」
「相手が婚約者を連れているんだ。ならばこちらも同じだと、言ってやりたかっただけだ」
「待ってよ、私は兵站担当として、あの大型船の運用と捕虜交換を滞りなくするために参加しているだけなんだから」
「いいじゃねえか、本当のことなんだから」
などといって、そのゴンザーガ少尉を抱き寄せる。
「まあ、そちらの将軍様も婚約者をお連れになっていらっしゃったんですね」
「そうですよ。残念ながら、男爵家といったご立派な身分じゃありませんが、この通り可愛いやつでして」
「か……可愛いやつって……あなた、なんてことを……」
「ふふ、うらやましいですわ。では、私も」
敵将の婚約者が顔を真っ赤にしているところを見て、すっかり上機嫌なエリザベスが、今度は僕の腕に抱き着いてきた。
「お、おい、エリザベス。今から大事な儀式があるんだぞ。何をするんだ」
「何をおっしゃいます。敵方の将がご自身の仲睦まじいところを見せつけていらっしゃるのですよ? それでは、こちらも負けてられませんわ」
「いや、それは勝負するようなものじゃないだろう」
そんなやりとりを、敵将であるグスマン准将はにやにやとした顔で見ている。一方のエリザベスも、薄ら笑いをしつつ相手の目を見ている。
そんな破廉恥な場面もあったが、互いの覚書を交換し合い、ようやく捕虜交換の儀式を終えることができた。これでようやく、両者の持つ捕虜同士が自身の側に帰ることができる。
その覚書を交換した後に、互いに敬礼をする。が、再びグスマン准将は手を差し出してくる。再び、握手を求めてきた。
ここは応じるべきだろうな。そう思った僕は、グスマン准将に手を差し出す。またぎゅっと強く手を握られるが、その時、その敵将は僕にこう告げた。
「俺はあんたと戦い、いつか殲滅したいと思っている」
敵意むき出しのこの言葉に、僕は思わず手の痛みを忘れるほど緊迫する。
まさか、条約違反をすると宣言するのではあるまいな? そう僕は一瞬、そう考えたが、相手は真逆のことを言ってきた。
「だが、それは戦場での話だ。捕虜交換の場で、あんたを失いたくはない。あくまでも俺は、正々堂々と戦いたい。ただ、それを伝えたかった」
そう告げられた僕は、こう答える。
「僕は、正々堂々と戦うとは、宣言できない」
「ほう、まさか条約違反をするつもりか?」
「いや、違う。条約は厳守する。あくまでも、戦場での話だ。今、僕が与えられた任務は捕虜を引き取り、無事に送り届けること。ただ、それだけだ。しかし、次に戦場で会った時は、あらゆる権謀術策を使い、連盟軍と相対するつもりだ」
「なるほど、そういうことか。ならば俺は、その権謀術策をこの力で砕いてやろうじゃないか」
そうグスマン准将が告げると、手を放し、敬礼する。
「さて、次に会うのは、戦場ですかな?」
「そうでしょうね、今度会う時は、握手でも敬礼でもなく、青白い光の筋をかわすことになるでしょうが」
「それまで、達者でな」
「貴官こそ」
そう互いに会話を交わすと、その場を離れた。
駆逐艦へ戻る途上、互いの民間船をつなぐエアロックの出入り口の横を通り過ぎた。大勢の兵士たちが、安堵した顔で乗り込んでくる。同じことが、向こう側の船でも行われている頃だろうな。それを見届けた僕は、駆逐艦三五〇一号艦に戻る。
「大型船より離脱する。後退微速、エアロック解除」
「後退微速、ヨーソロー!」
ちょうど僕らの目の前でも、あの通常より長い赤褐色の艦が、まさに民間船を離れようとしていた。僕は、その姿を窓越しに見届ける。
「転舵、反転! 円陣形の一角に戻ります!」
航海長がそう告げると、艦は大きく回頭し、窓からあの赤褐色の艦が姿を消す。代わりに、暗い星々の海だけが目前には広がっている。
不思議な感覚を、僕は覚えていた。
敵の将だというのに、まるで戦友と出会ったような感覚だった。少なくとも、自身の上官であるケッセルリンク大将よりも潔く、そして懐深い人物だった。
もしも彼が、こちら側の陣営にいてくれたなら、どれほど心強かったであろうか。
そんなことを考えながら、僕は帰還した兵士たちを引き連れて、地球一一一三へと帰投した。




