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地球(アース) 異文化交流シリーズ

星炎散らす灰色の怪狼(フェンリル)と赤い突撃竜(ガーゴイル)

 連合と連盟、銀河系の一端で繰り広げられている二つの陣営の戦争は、五百年近く続いている。すでに両陣営とも当初の目的を失い、一千百以上の星々がただ互いの権益を守るためだけに戦う構図が続いている。
 そんな中、連合側の星である地球(アース)三三七遠征艦隊所属で、五百隻の戦隊を率いる戦隊長のエーベルハルト・フォン・ファルケンハイン准将は、哨戒任務中に発見した敵艦隊一万隻に奇襲を仕掛け、退却に追い込む。それゆえ彼の戦隊は「灰色の怪狼(フェンリル)」という二つ名がつく。
 一方、その弔い戦として連盟側の地球(アース)五一九遠征艦隊が送り込んできたのは、突撃を得意とするロドリゴ・デ・グスマン准将率いる五百隻の戦隊。彼らは地球(アース)一一一三宙域外縁部に展開する地球(アース)三三九の艦隊主力一万隻に打撃を与えた。その見事な奇襲ゆえに、「赤い突撃竜(ガーゴイル)」と呼ばれ恐れられる。
 この時から灰色の怪狼(フェンリル)、赤い突撃竜(ガーゴイル)は、両陣営の境を成す中性子星域を中心に戦うこととなる。ファルケンハイン准将は婚約者であるエリザベス男爵令嬢の持つ光魔導を巧みに使う頭脳戦を展開、一方のグスマン准将はそれを力で撃ち破るべく猪突猛進の勢いで戦いに挑む。
 だがこの両者の戦いの裏では、ファルケンハイン准将の情報を連盟側に漏らすスパイの存在があった。二人の猛将同士の戦い、互いの婚約者の存在、突撃にすべてをかけるグスマン准将、そしてスパイ情報を逆手に取ったファルケンハイン准将の戦いの行方を描いた物語。
#1 暗転
2026/01/22 20:09
#2 弔戦
2026/01/23 08:10
#3 復帰
2026/01/24 08:10
#4 指令
2026/01/25 08:10
#5 幻影
2026/01/26 08:10
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