第18話 保育園や幼稚園で先生たちが教えるだんご虫のポーズいいよね。
いざという時、とっさに動けるように人間は出来ていると教えてくれたのは、師事していた武術の先生だった。介護の道を選ぶにあたり拠り所を求めて通いだした。
お父さんは凄い と検索すると関連動画で紹介される我が子のアクシデントを寸前に救う動画集を紹介しながら、先生は語った。
大切なものの為に我が身を投げうつ行動が出来ると解った上で備えることの大切さを知った時、少し心が救われた。
教わった楽に動ける姿勢の一環で猫背を常態化したことで、坐骨神経痛になってしまい一時はベッドからの起き上がりに難儀しコロナ禍が決定打になり通うのを止めてしまったが、身につけたものは介護現場に活用出来るものが多かった。
ゆで卵生活を開始するまでは腰痛ベルトが欠かせなかったが、主にサリーアップチャレンジによる姿勢矯正のおかげで腰痛ベルトから解放された。
目が覚めた時、深夜2時をまわっていた。
サリーアップチャレンジはやはり1:30で力尽きてそのままベッドに入り直ぐに寝てしまったようだ。
23時頃に地震があったようだが気がつかなかった。
実家のある北海道や青森が、揺れが大きかったようで停電が発生したり、津波も予想されていた。
念の為、ショートメールを送り直ぐに返信がきたので、一安心し、ドラッグストアの本部勤務の弟は被害状況確認の為、まだ動いている最中らしい。
とりあえず、もう一度寝ようかと思ったが、はなちゃんの投稿を確認してみると、フォロワー達とコメント欄でやりとりしている際に地震があって、何か出来ることはないかとか、青森のフォロワーにDMしたが、反応がなくて心配とかTLが慌ただしいことになっていて、都度フォロワー達が、はなちゃんに落ち着くよう繰り返していた。最終的にはいざという時動けるようやすむねおやすみと投稿して終わっていた。
まあ、今更な感じではあるがDMを送る
〝遅くにごめんね。返信不要
青森心配だね。実家が北海道の道南沿岸エリアだからかなりゆれたけど停電大丈夫らしい。弟は勤務先の物流の確認でまだ対応中。大きな災害を経てBCP研修やってるとこ増えてるから、はなちゃんの言うとおり、いざと言う時動けるよう休みましょう。おやすみ。〟
〝よっしー,ありがとう。
まだ連絡ないけど、建設業だって言ってたからバタバタしてるのかも。。
本当にみんな無事だといいな。
津波と聞いてドキッとしちゃった。〟
〝はなちゃん、おはよ
無事だといいね。
みんなのこと心配してくれてありがとう。
色々あっても、まずは目の前ことをやらなきゃならないのがつらいとこだけど仕方ないね。
朝まで、もうちょっと休んでね。〟
〝うん。ありがと。〟
そんなこんなで、もう直ぐ5時だ。
さて、自分はとっと起きますかとシャワーを浴びにベッドから飛び出した。




