第11話 上司の過去の武勇伝はウザいが現在進行形だと、それはそれで心配になる。
はなちゃんからのお礼はCalvin Klein上下のセクシー画像だった。
大好物のcalvin kleinの画像に達成感を噛みしめていた。
「なんですか、またゆで卵の話ですか?」と声優の梶裕貴さんぽい声で尋ねてきたのは職場の後輩の山西君。
カッコかわいい系で、チャレンジ精神も旺盛な為、頼りになる。年は二十代前半で、彼のお父さんは僕と同じ年で、別の人生があるならこんな頼もしい息子がいたのかもと思うと、改めて何やってるんだろう自分と思ってしまう。
毎度、こうして二人だけになった瞬間に雑談相手になってもらってる山西君にここ数日の出来事を話す。
「なるほど、ゆで卵で元気になって、筋トレだけじゃ足りなくて、裏垢ナースに絡んでた。で今朝の5時前におかずリクエストがあって、仲良くなれたと…」山西君のまとめに対してうんうんと頷く。
山西君は、まとめるのが上手だなあ。
「よしおさん…まじ…なにやってんですか!?」
驚きと、笑いと、呆れが混ざった渾身の問いを絞り出した。
お父さんと同い年の先輩が自分と同い年位の女の子に手だそうとしてるのやばいよね。
「よしおさんが父親と同い年なの思い出すと萎えるんでその話題は止めてください。」
とても嫌そうな顔で山西君は言った。
気をとり直して、おかず事件のおかずを山西君だったら何にするか聴いてみた。
「いや…自分だったら分かんないで料理の画像送る位ですかね?…いや…労うとか…分かんないないっすね。」割と真剣に考えて、降参して答えを促す。
しかたないなあという感じで、ボイスと左手の動画の話をしたがピンとこなかったようで、仕方ないので、動画を見せた。
どや?
「すみません…正直、わかんないっす。でも、そのナースの子にはささったんすよね。すごいっすね。」
思ったほどの反応はないものの褒めて貰えて素直に喜んでる自分がいた。
さあ、次はどうしようか




