~王国・統治を主とする職業~
~王国・統治を主とする職業~
◆皇帝(エンペラー,カイザー)
強国の頂点に君臨する国威の象徴。
◆国王
権限も責任も王国一重い統治者。
国家や部族を統べる(基本的に)世襲の君主。
戦争したり、条約を結んだり、法律を施行したりする。
◆女王
女性の君主、あるいは王の配偶者。
◆王子
王、女王の息子。
女帝、天皇の息子の場合は王子ではなく皇子となるが、国によっては異なる他、皇帝の息子が「王」となるパターンもある。
嫡子(後継者)の場合は太子または王太子(皇帝の場合は皇太子)となる。
◆王女
王族の一員で国王や王に準ずる君主の娘のことをいう。
王の娘に対して用いられる。
似た意味で「姫」という呼称もある。
ただ、こちらは王位に関わらず若い女性の愛称として呼ばれることもあり、 限定的に用いる場合はこちらを使用する。
皇帝、天皇の娘の場合は皇女と呼ばれる。
◆君主
一定の権威により国家を支配する、あるいは象徴する人物。
権威により国家を支配し、政治、行政・文化を動かす人物。
ただし、君主が持っているのは権力者の正当性を保証する権威だけであることも多く、実際に国を動かす実権を持っているとは限らない。
◆貴族
功績や血縁によりにより社会的特権を認められた人や一族、あるいはその身分。
国王・皇帝から公認された爵位によってランク付けされる。
参政権、儀礼、収入などの社会的特権を世襲し、富裕で華美を好み、貴族だけの社交界を形成して独自の文化を持つ。
封建領主。
一定の土地を所有し、その範囲内の住人を配下とし、権利を持つ一方で、主君の命令に従った軍事的な負担の義務を担う。
◆大公
王の下、公の上に位置する爵位称号。
王以外の王族や家系の長が大公を称することがある。
◆公爵
君主制国家における栄誉称号。
王に次ぐ爵位。
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五つの爵位(五爵)の第1位にあたる。
「地方」と呼ばれるような領域を統治する上位の地方長官の事を指し、中世にはその領域を支配する。
◆侯爵
君主制国家における栄誉称号。
爵位。
貴族の血統による世襲、または国家功労者への恩賞に基づき授与される。
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五つの爵位(五爵)の第2位にあたる。
国境警備であり、そのため大きめの領地や軍権を与えられ、後々勢力を拡大し公爵に匹敵する者も。
◆辺境伯
君主制国家における栄誉称号。
爵位。
貴族の血統による世襲、または国家功労者への恩賞に基づき授与される。
国境付近の領土を持つ貴族に与えられており、他国と接しているためたの貴族よりも強い権限や力が与えられている。
国境防衛のために設けられた辺境領と呼ばれる地域を統治した高官。
大公に類する大きな権限を有する。
◆伯爵
君主制国家における栄誉称号。
爵位。
貴族の血統による世襲、または国家功労者への恩賞に基づき授与される。
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五つの爵位(五爵)の第3位にあたる。
伯爵の領地に相当する面積は、地方行政の基本単位として適している。
貴族の基本系として、一番なじみのある貴族称号。
◆子爵
君主制国家における栄誉称号。
爵位。
貴族の血統による世襲、または国家功労者への恩賞に基づき授与される。
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五つの爵位 (五爵)の第4位にあたる。伯爵領を4分割した程度の広さの領域を支配。
◆男爵
君主制国家における栄誉称号。
爵位。
貴族の血統による世襲、または国家功労者への恩賞に基づき授与される。
公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の五つの爵位(五爵)の第5位にあたる。
小領主を指す。
◆准男爵
男爵の下で騎士の上に位置する位。
城伯と同様な地位。
◆宮中伯
宮廷で活動を行う大臣の様な地位。
宮廷伯、帝領伯、王領伯、王領地伯、地方伯、ファルツ伯(プファルツ伯)とも。
◆方伯
伯爵の変わりに、地方を治めたり自治を行っていたものに与えられた称号。
◆城伯
城や要塞の司令官に与えられたりした称号。
◆騎士
勲功爵,勲爵士,騎士爵,士爵,ナイト爵などとも。
叙勲者に与えられる称号。
爵位には含まれていない。
称号を受けた男性は「サー」、女性は「ディム」と敬称が付く。
サーの婦人には「レイディ」の称号が与えられる。