5/33

～魔法や神通力などの力の使用を主とする職業～

◆魔法使い(ウィザード，メイジ，マジシャン)

魔法を扱う者の最も広義的な通称。

魔力を駆使し魔法を使う者。

魔法は詠唱中に無防備になるので後衛職。

前衛に守ってもらうことが多い。

範囲魔法や威力の高い属性魔法で、敵に大ダメージを与える火力担当。

装備は杖を持つことが多く、ローブなどの軽い服装のイメージが強い。

魔法使いは素質が必要とされ、なれる人が少ない。

攻撃主体の場合を黒魔法使い、回復などを白魔法使いとされることもある。

◆黒魔法使い，黒魔道士

攻撃系魔法のスペシャリスト。

属性魔法を扱う。

後衛ポジション。

◆白魔法使い，白魔導士

回復、治療などの、味方をサポートする魔法を得意とする者。

過酷な戦いにおける命綱的存在。

回復系、治癒系、神聖系の魔法を扱う。

後衛ポジション。

◆魔女(ウィッチ)

絶対の加害者にして被害者。

癒し手にして破壊者。

魔力を兼ね備えた孤高の上位女性魔法使い(魔導士)。

古来の神や精霊の力で奇跡を起こす人々。

また、悪魔と契約し、邪悪な術を行う人々。

精霊や神などの力を得て、呪術や医療行為などに携わる(主として)女性のことでもある。

薬屋や医者などを兼ねることも。

◆付与魔術師(エンチャンター)

魔法攻撃職でありながら、直接敵を倒す火力にではなく、パーティの能力上昇や戦場操作に特化した支援型の魔法使い(魔術師)。

自分の持つ魔法で消費系アイテムを作ったり、装備アイテムに効果を付与して仲間を助ける。

◆死霊魔導師，死霊使い，屍術師(ネクロマンサー)

死者や霊を用いた術(ネクロマンシー)を使う者。

分類的には黒魔術師の一種として分けられる。

死体をアンデッドやスケルトンに変えて操る。

強力な術者が、自身をアンデッド化することもある。

自然の法則に反する禁忌の秘術を使用する為、暗黒面(ダークサイド)に堕ちやすく、精神に異常をきたしている場合がある。

死を操る冥界に最も近い魔法使い(魔導士)

◆悪魔祓い(エクソシスト)

悪魔及び悪霊祓いを専門とする神職者。

悪魔と戦う勇敢な戦士。

日本語にすると祓魔師。

悪魔に語りかけて説得する交渉人のような面も。

◆退魔師

魔物の退治を行う者のことを指す。

霊的な物事に関わる儀式が多く、聖職者の魔物退治や悪霊祓いの伝説も多い。

◆陰陽師

陰陽道の知識・技能を有する者のこと。

神を操り、真言などの呪文で術を発動させる者。

占術、呪術、祭祀などを行う者。

専門は方位学と天文学による占術であり、その延長として退魔行を成すことも。

占術師として活動する陰陽師は少数ながら存在する。

◆占い師(フォーチュンテラー)

魔女に近いが、様々な方法で人の運勢、未来やまた人以外の事柄をも判断・鑑定する者。

占いの種類だけ専門の占い師がいる。

占いの内容によって、卜者(ぼくしゃ)、易者(えきしゃ)、占星術師などと細分化される場合も。

ミステリアスな雰囲気を醸し出し、目元や頭を黒系統のベールで覆い、同じく黒系統のローブなどを羽織っている者から、逆に露出度の高い格好をしている者もいる。

占いごとで道具は変わってくるが、水晶やカード類を持っている傾向がある。

◆妖術師

感覚と心を惑わせる怪奇の術者。

魔術のよび方のひとつ。

妖物から発揮される心的な力で、人の健康や財産に危害を与える。

呪薬や呪術儀礼、呪文を行使せずに他人に危害を加えることができる。