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異世界物の設定資料室  作者: ふゆき
【*魔物図鑑~モンスター・リブロ~*】
24/33

~|魔物《モンスター》一覧 あ行~



※伝説の生き物的なモノから創作オリジナルなモノまであり。


※漢字表記は当て字こじつけ含む。



☆あ行


池狸(アーヴァンク)

池に棲む魔獣。

大きな青黒いビーバー。

爪は鋭く、獲物を引き裂いて食す。

怖ろしい怪力を持っている。

大岩を運んで巣を作る。

性格は気荒く、人間さえ食い尽くす。

ユニコーンのように美女が好き。

それだけに、メスは少ない。



鎧蟻(アイアンアント)

鉄の表皮を持つ巨大な蟻。

非常に強い毒と強力な針を持つ。

性質は獰猛で、出会った獲物を集団で捕食。

自分の何倍もの大きさがある魔物や、人間を相手にも攻撃を仕掛けてくる。

働き蟻は、

・軍隊の列を見守る働き(メジャー)

・獲物を運ぶ働き(サブメジャー)

・狩りを行う働き(メディア)

・橋をつくる働き(マイナー)

の、四種類の役職に分類されている。



梟頭熊(アウルベア)

梟頭の熊の姿をした凶暴な魔獣。

稀に前足が羽毛に覆われる個体も。

通常の熊より大きく強く、非常に獰猛で貪欲、短気で攻撃的な魔獣。

温暖な森の奥深くや地下迷宮、木の(うろ)などに棲む。

昼夜問わず活動し、深夜に就寝する。

鼠や蛇、森の獣から魔物まで、なんでも捕食する。

知性はほとんどない。



*地走り(アースドラゴン)

コモドオオトカゲを大きくしたような竜。

大きな躯に剣のような鋭い爪、いかなる攻撃も弾き返す強靭な鱗を持ち、鋭い牙と強靭な顎は岩をも噛み砕く。

非常に賢く、鞍を付ければ騎獣になる。



島蛇亀(アスピドケロン)

海亀や魚のような姿をした島のように大きい怪物。

魚を集める甘い匂いを吐き、背中に木々を生やす。

浮島のように移動する。

人を襲いはしないが、浮き島と勘違いして野営したりすると、 人を背中に乗せたまま海に潜ってしまう。

こうして犠牲になった船乗りも多い。



斧型嘴(アックスビーク)

分厚く重い、斧のような(くちばし)を持つ肉食の大型走行鳥。

羽の一部が熱帯の鳥のように鮮やか。

灼熱の乾燥地帯を好み生息する。

性格は獰猛で、嘴は斧のように硬く鋭い。

小型の魔物を主食とするが、時には集団で大型の魔物や人間を襲う。



食人馬(アッハ・イーシュカ)

海や塩水湖に棲む食人馬。

美しく立派な体躯を持つ。

男性の姿や、怪鳥の姿で現れることも。

湖などの水場で跳ね、愚か者が背中に乗ったが最後、そのまま水の中に引きずり込んで全身をむさぼり食う 。

背中は不思議な粘着力があり、獲物をしっかり捕らえて離さない。



半蜘蛛半女(アラクネ)

半蜘蛛半人の女怪。

上半身は美しい女性の姿、下半身は蜘蛛。

非常に力が強く、蜘蛛の糸のほか、強力な神経毒を持つ。

機織が得意。

糸は強靭で、強い粘着力を持つ。

普段は山奥に生息し、迷い込んできた人間を誘惑、捕食する。



百眼巨人(アルゴス)

体中に目を持つ、不眠の巨人。

全身に100の目を持ち、それらの目は交代で眠るため、アルゴス自身は常に目覚めている。

監視能力に優れる。

美しく柔らかい音楽を奏でると、すべての目が眠る。



*植物乙女(アルラウネ,アルルーナ)

人型の根を持つ薬草。

マンドラゴラの亜種。

大きな花冠の中から美しい女性の体が生えた姿か、根が美しい少女や小動物の形をしている。

人を誘惑し、その精を食らう。

未来や秘密を見透かす能力がある。



大猿(アユティ)

大型の猿のような獣。

全身長い毛に覆われ、人間に似た顔、極端に短い尾を持つ。

四肢の先に指は3本で幅広の爪で木に登る魔獣。

狂暴で素早く、怪力。



*不死の怪物(アンデッド)

すでに生命が失われているにもかかわらず活動する、超自然的な存在の総称。

知性や感情を持たず、痛覚もないため、傷を受けようとも構わず襲ってくる。

多くは太陽の光に弱い。

夜間に活動し、主に墓地などに現れる。

生者を襲い、犠牲者を同種のアンデッドや従僕とするとされるものも。

聖属性を弱点とする。



*獣の動死体(アンデッド・ビースト)

動物や魔獣のゾンビ。

脅威は元になった死体により異なる。

アンデッドの耐久性と動物の機敏さを兼ね備えている。



魔眼球(イーヴィルアイ)

目玉の化け物。

視線に様々な能力を持っている。

悪意を持って相手を睨みつけることにより、対象者に呪いを掛ける。



小悪魔(インプ)

小悪魔、または性悪な小妖精。

角、蝙蝠の羽、尖った尻尾を生やした、痩せ捻くれた小人。

邪悪な魔法使いや僧侶の使い魔にされることが多い。



戦乙女(ヴァルキリー)

天馬に乗って戦場を飛び、勇者の魂を集める半神の女神。

真の勇者のみを天上の戦場へ招くと云う。



鬼火(ウィル・オー・ウィスプ)

夜にゆらゆら輝く青白い光の塊。

森、沼や墓場に現れ、着いていくと底なし沼等危険な場所に迷い込んでしまう。



*狼男(ウェアウルフ,ワーウルフ,ヴァラヴォルフ)

主に半人半狼の姿、或いは全身が狼そのものに変身した人間の男性の事。

もしくは人語を話す人間と同じ大きさの狼。

月や丸いものを見ると変身する。



青邪狼(ウォーグウルフ)

上質な青い毛皮を持つ、魔狼(ウルフ)の上位種。

邪悪で人に近い知性を持つ大きな狼。

集団で狩りをし、毒牙を持つ。



魔狼(ウルフ)

狼の魔獣。

近い知性を持つ少し大きな狼。

集団で狩りをする。



*尾を呑む(ウロボロス)

自身の尾を噛んで輪状になった蛇またはドラゴン。

飢餓状態にも耐える。

一方では死をもたらす毒。

他方では万能薬でもある。



*水の精霊(ウンディーネ)

美しい乙女の姿をした水の精霊。

水を操り溺れさせる魔力を持つ。

優しく情熱的。

罵倒・不倫は禁忌。



蝮女(エキドナ)

上半身は美女、下半身は蛇で、背中に翼が生えた姿をしている。

魔獣の母。

洞穴に住み、旅人をむさぼり食う。



双頭巨人(エティン)

二つの頭を持つ醜く捻じくれた異形の巨人。

知性は低いが狡猾。

赤毛で木槌を持っている。

頭は二つで、それぞれ半身ずつ独立して動かしているため愚鈍。



*森妖精,小妖精(エルフ)

知性の優れた森に棲む小神族、亜人。

自然と豊穰を象徴する。

とても美しく若々しい外見を持ち、特徴として尖った耳をしている。

人間よりもずっと長寿な種族。

自然を愛し、精霊魔法を得意とする。

ドワーフと仲が悪い。

自然と豊かさを司る小神族であった。



精霊(エレメンタル)

属性の精霊のことをエレメンタルと呼ぶ。

・火の精霊(サラマンダー)

・水の精霊(ウンディーネ)

・風の精霊(シルフ)

・土の精霊(ノーム)



古代竜(エンシェントドラゴン)

伝説に残る聖なる竜。

常に空の高い所を飛行し、人目に触れることはほとんど無い。



樹人(エント)

数百年にも至る長い寿命を持ち、他種族から森林を守って生きている樹木。

決して争わず、また種族間の諍いにも基本的に不干渉を貫く。

彼らの怒りを買って無事で済んだ種族はほぼいない。



*怪力鬼,人食い大鬼(オーガ)

食人鬼、巨人。

人の肉を食べる残忍な性格を持つ怪物。

戦闘向きな種族。

知能は他の魔物と比べると高い感じがあるが、戦闘狂。

女性をさらって孕ませる。



豚鬼(オーク)

豚頭人、豚頭鬼、もしくは豚のように醜い頭の人型種族。

エルフと対立関係にあることが多い。

生態はゴブリンに似ている。

精力旺盛で、集落を形成しキングなどがいる。

武器、防具を持っている上に鎧も着ていたりする。

『豚肉扱い』されることが多い。



双頭犬(オルトロス)

双頭の魔犬。

漆黒の毛並みを持ち、たてがみと尻尾は蛇。

落ち着きがなく、せっかち。

黒々とした表皮は高温に保たれており近付く者たちを等しく焼き尽くす。

火炎を自在に操る。



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