~役職名と役割~
~役職名と役割~
◆国王――権限も責任も王国一重い統治者。
◆国王補佐――必ずしも宰相より上というわけではなく、有事には国王の代理もこなすため、一応は上位職となっている。
ほとんどの場合、次期国王候補が拝命する。
◆宰相――国王の信頼する相談役、 その他の役職をつ場合も。
◆大臣――国の役職(財政・軍務・外交など)の長
大臣職は4つ。
・軍務大臣(軍務卿)
・財務大臣(財務卿)
・外務大臣(外務卿)
・内務大臣(内務卿)
となっており、それぞれの下に関連する部署がついている。
◆尚書――文書の管理を司る秘書官。
◆王璽尚書……国王の御璽の管理、およびそれに関連する行政事務を司る役職。
◆財務官……王室財政を司る者の役職。
◆法官――司法を司る役人。裁判官。
◆徴税官――徴税に関する権限をも持つ役職。
税金を取り立てる人。
橋,用水路,道路などの公共施設の建設,警察長官を任命し,秩序を維持すること,駅逓組織の整備,銀貨の鋳造などにもたずさわっている。
◆外交官――外交使節団の長、及び使節団の職員で外交官の身分を有する外交職員の総称。
任務は
*代表機能……接受国で派遣国を代表し、その意思の表明、交渉、条約の締結を行うこと。
*報告機能……接受国の事情について適法な手段により一切の情報を収集し派遣国に報告すること。
*推進機能……両国間の関係の促進をはかること。
に大別される。
◆儀典官――一国の政府、地方公共団体等の公的団体において、要人の往来に際し公式行事の準備を所管する部局の長、又は専門官。
場合によっては、自ら要人を接伴する役職。
儀典を所管する部局は通常、一国の外交担当官庁(外務省)に設置され、その長、又は専門官たる儀典長は、局長級以上の幹部職員が務める。
大使等の称号を持つ場合もある。
この他、儀典を所管する部局は、自国が接受する外交使節団に属する外交官のリスト(外交団リスト)を作成したり、自国が接受する外交官に交付する身分証明書の発行業務を担当する場合が多い。
◆執事……上級使用人。
家事使用人の中でも最上級の職種の一つ。
◆侍従……高貴な立場にある人物に付き従い、身の回りの世話などをする者。
◆乳母……母親に代わって子育てをする女性。
又は、母親に代わって乳を与える女性。
身分の高い人間は子育てのような雑事を自分ですべきではないという考えや、他のしっかりとした女性に任せたほうが教育上も良いとの考えから、乳離れした後、母親に代わって子育てを行う人も乳母という。
◆女官……家事全般を行う人。
掃除、洗濯、炊事だけでなく、女性の身の回りの世話、乳母、子守や教育など多岐に渡る。
◆料理人……料理を作る人。
それを職業とする人。
◆厩番……馬を飼う小屋や、馬の世話をする者。
◆庭師……庭石、樹木や池、水路から芝などを含めて、庭を一つの造形空間として設計施工、製作する人。
樹木などの植物の生育を管理し、定期的に剪定したり、管理の仕事もする専門家。
◆宮廷画家……王侯貴族の依頼に応じて作品を制作する芸術家。
雇い主たる王侯貴族から固定給を受けていることが多い。
雇い主以外からの美術品制作依頼を受けることを制限されている場合も。
宮廷画家は固定給と宮廷内における正式な地位、さらには邸宅も与えられることもあったが、それぞれの宮廷画家が与えられた待遇にはさまざまな差異が見られる。
◆宮廷魔術師……王国に仕える練達の魔法使い(魔術師)。
◆近衛隊……王の身辺を警護する忠誠心高きエリート兵。
君主また君主に準ずるものを防衛する兵隊。
近衛兵の最高指揮権は君主が有していることが多い。