~おおまかな組織図~
~おおまかな組織図~
◆国は、
国王
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国王補佐
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宰相
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大臣
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大臣補佐
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各部署
といった組織図になっている。
◆王宮の中に住んでいる人々
*王族――王、王妃(王配)、王子、王女、皇太后(王の母)など。
*側近――宰相、近衛隊長、侍従長、女官長、料理長など。
*その他――近衛兵、侍従、女官(女中)、料理人、厩番、庭師など。
◆王が国を治めるための仕事場としての宮廷
宮廷の規模は百人以下から五万人以上と地域時代により様々。
*王の政務を補佐をする役職
国王補佐、宰相、大臣、尚書、王璽尚書、財務官、法官、徴税官、外交官、儀典官など。
*王族の世話をする役職
執事、侍従、乳母、女官、料理人、厩番、庭師、宮廷画家など。
*護衛や戦争をする役職
近衛隊、宮廷魔術師、陸軍官、海軍官、空軍官など。
◆財務府……国家財政および財政に関する訴訟問題を司った官庁。
徴税・王領の管理・王室の債務者に関する諸事務を扱う。
◆宮内府……国家事務、王族の国事行為にあたる外国の大使・公使の接受に関する事務、皇室の儀式に係る事務を司り、御璽・国璽を保管する内閣府の機関。
◆文官……武官(司令官・参謀・兵科将兵・戦闘員)以外のこと。
法の制定等、政治向きの仕事を行なっている。
*司徒――人民の事にたずさわる。
主に礼儀や教化に関わることや行政を行う。
現在で言えば文部科学大臣、法務大臣辺り。
*司空――水土の事にたずさわる。
土木、建築、水利などの事業の責任者。
現在で言えば、農林水産大臣や経済産業大臣辺り。
*太尉――四方の兵事の功課にたずさわる。
軍事面における最高責任者。
と言っても実際に指揮をする訳ではなく、論功や、賞罰等、軍隊の統制面と言った方面が主な仕事。
現在で言えば、防衛大臣、と言ったところ。
上記は三公と呼ばれ、文官としての最高位。
更にその下に九卿があり、それぞれ金銭を司ったり、外交を司ったりと言う役割がある。
その下には更に細かい職種、政治機構が存在している。
◆武官……国家若しくは君主から官吏たる軍人に任じられた者、またはその軍人の官職。