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異世界物の設定資料室  作者: ふゆき
【*ファンタジーの職業一覧*】
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~専門的技術の必要な職業~



~専門的技術の必要な職業~



◆魔法屋

魔法を買うことができる店。

戦闘に関する魔法、生活に役立つ魔法など。

魔方陣や魔導具を扱っている場合もある。



◆宿屋

旅人が宿泊するための場所。

魔物や自然の驚異からも身を守ることができる。

酒場や食堂を兼ねていることが多い。

店の奥は厨房や住まいへ続いている。

受け付けや食堂は一階。

宿泊施設は二階の部屋。

部屋は個室、二人部屋、四人部屋、大部屋と様々なパターンあり。

造りはベッドとちょっとした収納スペースが備えてある程度。

入浴施設などもたいていは設けられていない。

公衆浴場へ出るか、もしくは宿の主人に頼んで湯を持ってきてもらうことになる。

多種多様な種族の旅人が立ち寄るため、あらゆる体型、体格のものに合わせて部屋を用意した宿屋も存在する。

充実したサービスの分、料金に跳ね返る。

宿屋の中庭や裏庭には馬小屋などもあるので、満室などで部屋に入れなかった場合は、こちらに寝床を用意してもらえることもある。

冒険の拠点としても利用されることも。



◆酒場

近隣の住民や、冒険者たちが食事や飲酒などを楽しむ場所。

宿屋を兼業したり、冒険者お断り、あるいは逆に冒険者専用の酒場といった様々な営業スタイルが多く存在する。

エールや果実酒(ワイン)などの醸造酒が一般的だが、強い蒸留酒などもある。

昼間は食堂として営業してる店も。



商人(マーチャント)

あらゆるものを売る商売人。

店を構えて定住している人と、旅で移動する人がいる。

商人ギルドなどに所属して身元を保証したりする。

店を構えている人の方が一般的には裕福である。

豪商ともなれば、町で実力者に顔が利く。

お店を持っている人よりも、露天商、行商人などが多い。

都市でのお店持ちは大抵大金持ち。

契約の魔法が使える場合も。



◆行商人

店舗を構えずにあちこち移動して品物を売買する人。

交易商。

様々な土地を練り歩く冒険者たちの支え。

一般には単独か少人数のグループで行動する人々を指す。

大人数だと隊商と呼ばれることが多い。

盗賊にいつ襲われるか分からない仕事であるため、商人自ら武芸を嗜むか、冒険者ギルドを通して護衛を雇うのが一般的。

逆にアイテムの鑑定や値段交渉のために、冒険者のパーティーに雇われる事もある。

街中を回って商品を売り歩く行商人も。



◆奴隷商人

奴隷を専門に扱う人。

奴隷商とも。

奴隷としての礼儀作法や様々な技能、知識を習得させ、奴隷としての商品価値を上げてから売買することもあり。

商品が逃げたり盗まれたりしないよう、用心棒やガードマンを雇うことが多い。

優秀な奴隷を自分で雇用したりすることも。



◆薬師

薬の専門家。

医師。

主な仕事は、病気の診断とそれに見合った薬の処方。

他にも、薬の調合と新薬の開発なども行う。

怪我の治療などもする。



◆医師

魔法や神の奇跡に頼ることなく、病人または怪我人の症状からどの薬草が最も良い効果をもたらすかを見分け、それをどのようにして使うかを心得た治療師。



◆学者

何らかの学問の研究や教授を専門とする人。



家令(スチュワード)

使用人のトップで執事よりも上の立場の者。

家の事務・会計を管理し、使用人の監督に当たる人。

主な仕事は屋敷、土地、領地などの財産管理。



執事(バトラー)

上級使用人。

家事使用人の中でも最上級の職種のひとつであり、従僕(フットマン)を勤め上げた者が執事(バトラー)に昇格。

上流階級か、下層の上流家庭より裕福な中流最上層の家庭にのみ見られる。

酒類・食器を管理し、主人の給仕をするという本来の職務に加え、主人の代わりに男性使用人全体を統括し、その雇用と解雇に関する責任と権限を持つ。

多くの場合、従者(ヴァレット)を兼ね、主人の身の回りの世話をするとともに、私的な秘書として公私に渡り主人の補佐を行う。

灯りの準備、戸締まり、火の始末など全体的な管理業務も。



女中(メイド)

家事全般(掃除、洗濯、炊事)だけでなく、女性の身の回りの世話、乳母、子守や教育など仕事は多岐に渡る。

掃除の中でも、庭の手入れのみに従事する者もいる。

炊事関係でも調理器具や食器洗い専門やティータイム専門などの、非常に限定された特定の仕事に専門的に従事する者も居る。

複数の仕事を兼任している者、中には一人でほぼ全ての仕事を行う者も居たり、メイドと言ってもその形態は様々。

専門職は特に大人数のメイドを雇っている裕福な家庭でよく見られ、担当ごとに取り仕切る者が居たり、更に全体を統括し人事権を持つメイド(ハウスキーパー)が居る場合もある。

対して、一人で多くの仕事を兼任しているメイドは、比較的裕福でない家庭で雇われることが多い。



◆料理人(シェフ,コック)

料理を作る人。

それを職業とする人。



◆御者

馬車を引く人。

農閑期の農民が片手間でやっていたり、あまり身分が高くない。



◆吟遊詩人,宮廷詩人(ミンストレル)

演奏と詩で人々を癒す旅人。

吟遊詩人とは詩や曲を作り、各地に訪れて歌う人の事。

魔法の呪文の代わりに音楽を奏でることで味方をサポートしたり、敵を攻撃したりする。



◆踊り子

華麗なるエンターテイナー。

舞踊家、踊り手、ダンサーの別称。

酒の席等での催し物に重宝され、肌の露出が多い扇情的な衣装を身にまとうことが多い。

仲間を踊りで鼓舞して能力を上げたり、敵を妖艶な踊りで惑わしたり、特別な舞を舞って神霊の類を召喚したりと、サポーター向けの職業。



道化師(フール)

滑稽な身振り手振りや芸当をして人を楽しませる者。

奇抜で派手な衣装に、クラウンメイクと呼ばれる化粧をしているのが一般的。

歴史上において宮廷道化師(ジェスターもしくはフール)という権力者のお抱えの道化師も。

道化師に限り、権力者に無礼な事や皮肉を言う事は許されている。

また、宮廷道化師はその芸を通して下々の世相風俗を権力者に解説する役割も。



◆大道芸人

様々なパフォーマンスの披露を生業とする人。

路上や劇場などで様々なパフォーマンスを披露し、金銭を得る。

数千年前から存在する古典的な職業のひとつ。

発祥当時は流浪の旅芸人。



◆旅芸人

旅をしながら芸事を催し、それで生計を立てる職業の人。



◆娼婦・売春婦

対価を得て性行為を行う女性。

餌等で雌の気を惹くという行為自体は動物に広く見られるものであり、当人達の意識は別として、人類最古の職業として普遍的に存在してきた。

宗教や法律により、表向きには存在しないとされることも。





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