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プロローグ:転生
クソみてぇな異世界転生話を読む時は頭空っぽにして女子中学生になりたかったおっさんの気持ちになって読んでね。
「いっけなーい!遅刻遅刻ー!」
私天王寺はるか!恋に恋する普通の女子中学生!
ある朝寝坊しちゃっていつもの通学路を全力疾走していたらトラックに跳ねられちゃった!
「前生はお気の毒様でした。私はあなたの死後生を担当します女神ルルイエです」
気がついたら目の前に自称女神様の綺麗なお姉さんがいて私にこう言ってきたの!
「もしあなたがお望みであるならば〈強くて異世界転生〉してみませんか?」
私の人生どうなっちゃうのー!
…
あ、もう死んでるから人生は違うかも。
地獄の産物かな?