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第4話:薬草採取

ブクマ三人目@@@


意外とうれしい今日この頃。




あれ?これ、毎日投稿いけんじゃね?

その後も、グチグチとミリシアに文句を言われたが責任感が強い子らしく、なったからには頑張る!と気合を入れていた。




依頼を受けるためFランク用の依頼掲示板を見ると、薬草の入手依頼が3つと街中の雑用の依頼があった。




「この中から選べって・・・薬草しかないじゃない!」




「ま、このランクじゃこのレベルの仕事しかないよな・・・」




「しょうがないのです。がんばって、冒険者ランク上げるのです!」




「そうね・・・それじゃ!この三つの薬草採取の依頼、常時発注型だし貰っていきましょ!」





早速、依頼を受注するため依頼番号を覚え、受付にいった。


俺の思っていた依頼のしかたと若干違いがあるみたいで、依頼の種類も大まかに二通りあり常時発注型と通常発注型の二通りある。常時発注型は、その名の通り常に掲示板に乗せられ番号が振られている依頼書で、通常発注型は、人数指定されている依頼書のことでこれもやはり番号が振られているが、受注人数が一定数に達するとギルドが依頼掲示板に貼られている依頼書に満員のしるしを付け、それ以上その依頼を受けることが出来なくなり、依頼が完遂されると剥がされ、失敗すると報奨金が上乗せされそのまま残される依頼の事である。


過去に何度もわざと失敗をし、報奨金を上げるなど不正があったため通常発注型の依頼は、一度失敗すると同じ依頼は受けられなくなるようになったらしい。





俺たちは、薬草採取の依頼を達成させるため薬草がよく生えているというこの街から歩きで、一時間半くらいの森付近の場所の情報を受付嬢がくれたので、その場所に向かった。






「ここら辺のはずなんだけど・・・・」




「う~ん・・・俺には、どれも同じ草にしか見えん・・・」




「ま、こんな時に役立つのが・・・」




「まかせるのです!」





「お、なんかいい方法でもあるのか?」





「アナは、犬の獣人よ。犬の獣人は、圧倒的に鼻がいいの!」




「わふっ」






「へ~でも、その匂いわかるのか?」




「大丈夫なのです!昨日も、薬草取りだったから覚えているのです!」




えっへん!と小さい胸を一生懸命に突出し胸を張っているが、同じ歳とはいえいかんせん背が小さいため小学生くらいにしか見えず非常に微笑ましい。





こっちなのです!といって、走って行くアナについて行くとちらほらとさっきまで見たことのない草が生えていた。




「ああ!あった!」



「こっちもたくさん生えてるのです!」





ミリシアとアナが薬草を取るのを見ながら、俺も一本むしり取り、あ。そういえば・・・とスキルに【鑑定】があったのを思いだし、発動させた。





<コリリアモドキ草>


薬草。毒。





ん?




なんかちがう・・・



こっちの似た奴は・・・?





<コリリア草>



薬草。






ああ。こっちは、依頼にあった奴だ・・・



こっちにも姿かたちの似た毒草なんかもあるのか・・・・




ピン!

≪【鑑定】のスキルレベルが2に上がりました。≫




「!!」



いきなりの事で驚いて、あたりを見回すが二人は一生懸命に薬草をとっていた。




あ、もしかして、ラノベとかでよくある天の声とか呼ばれてるやつ?





「ちょっと試しに・・・<鑑定>」




リョウタ・テオロス Lv:1


年齢:15


体力:5000/5000Hp

魔力:500/500Mp

スタミナ:7000/7000Sp



筋力:150

耐力:300

精神力:115

瞬発力:120

運:777



スキル


【念動術】Lv:1  【高速学習】Lv:-  【回復速度上昇】Lv:1  【鑑定】Lv:2 UP!!  【身体能力上昇】Lv:-








お、本当に上がってる・・・




「ちょっと!なにぼさっとしてるのよ!」



「うお!な、なんだよ!」



「なんだよ!じゃないでしょ!リョウタもさっさと採取してよ!」




そう言うミリシアの腕には、たくさんのコリリア草が・・・・って!ちがう!?





「お、おい。ミリシア・・・」




「なによ」





「おまえのそれ・・・ぜんぶコリリアモドキ草だぞ・・・」





「何言ってんのよ!自分が取ってないからって・・・」




「リョウタの言う通りなのです。ミリシアが取ったの、匂いがすこしちがうのです。」





「え!?そんなはずないじゃない!アナが取ったのと同じ形よ!」




「昨日もそうやって、怒られたのです・・・」




「うっ・・・」




「でもどうしてわかったです?リョウタ・・・」





小首を傾げ、聞いてくるアナちゃんかわえええ・・・・じゃなかった・・・





「ああ。俺には、【鑑定】のスキルがあるんだ。だからわかったんだよ」




「おお。リョウタが居れば、鑑定屋さんいらずなのです!!」




キラキラした目で見てくるアナがいれば、どんよりと落ち込んでるミリシアも居る。



はぁ・・・・・





「なぁ、ミリシア。」



「なによ・・・」




「俺が鑑定するから一緒に取ろうぜ。それなら、間違えもしないし取りながら違いを覚えられるだろ?」





「リョウタ・・・・」




「そうです。みんなで、一緒に取るのです!」




「アナ・・・ありがと、ふたりとも・・・・よし!取るわよ~」




ミリシアは、再び元気をだし近くにあった薬草に手を伸ばし取った。





「あ、それ・・・」




「ミリシア。それ、さっきと同じ匂いがするです・・・」





「・・・ぐすっ・・・・もう!いや~~~~~!!」







以外に、ミリシアよりもアナの方がしっかりしていることが分かった・・・・






「あーミリシアがエルフだったら駄エルフのミリシアちゃんだったのに・・・」ボソボソ・・・


「メッ!なのです・・・!!そんなこと、思ってても言っちゃだめなのです・・・!」ボソ・・ボソボソ・・・



「え?声にでてた?」ボソ・・



「出てたです!それに、ミリシアはエルフじゃなくてハーフエルフなのです。」ボソボソ・・・



「ハーフ駄エルフ・・・」ボソ・・・



「メッ!です。」ボソ・・



「え?どうかした??」 ← 持ってるのぜんぶモドキ草。




(「「あ、ハーフ駄エルフのミリシアちゃんだ。」なのです。」)






次回、13日の12時に投稿する予定です。もし無理だったら、17日に投稿します。


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