異世界人
「え~ともう一回言ってくれないか」
「え~また同じセリフ言うの~。もうしかたないね。
これで最後ですよ! パーティーに入れて下さい」
笑顔な顔で俺たち2人に見せた。
「サクラ!パーティーに入りたいって言うけど今クエスト中だけど入れるのか? 」
「出来ることは出来ますけど…クエストクリアの報酬は私たち2人にしか貰えません。報酬が無しならパーティーに入る事は出来ますけど」
俺は先ほどの女性に質問を答えた!
「え~とパーティーに入る事は出来ますけど報酬は貰えないんです。それでもいいならパーティーに入れますけど…
どうします? 」
「いいですよ! その代わりお願いがあります。 」
「どんなお願いなんだ? 無理な質問は答えないぞ」
「いえ大丈夫ですよ。無理な質問ではないですよ~。
お願いって言うのはクエストクリアした後私もパーティーに入れて下さい」
……
「サクラどうする? 入れるか」
「そうですね!仲間がこれから増える事はありますし
いいですよ」
「わかった! じゃクエストクリアしたら一緒にギルドに向かおう。それでパーティー入れてあげるわ」
「ありがとうございます~。あ、自己紹介するの忘れてましたね。私の名前はミオよろしくね」
ニコッとしたまま自己紹介を始めた!
「俺はソラよろしく。 俺の隣の奴はサクラだ! これからよろしくな」
「ミオさんこれからよろしく」
「よろしくねサクラさん! 友達になったからサクラちゃんでいいかなぁ」
急にサクラの頰が赤くなり、もじもじした!
「どうしたのサクラちゃんなにか悪い事言いました? 」
「いぇ、大丈夫です。ただ友達になってくれるって始めて言われたので」
「お前友達居なかったのかよ? だったら俺も友達になろう」
「ソラさんが友達になりたいならいいですよ。 」
「なんで俺が友達にならないとダメなんだよ! 俺はお前が友達居ないから友達になってやろうと言ってるのに
まるで俺が友達になって下さいって事になってるじゃないか」
「ではよろしくねサクラちゃん! 」
「はいよろしくミオさん」
「おい、俺の話を聞け~! 」
「なんですかソラさんうるさいですよ。 わかりましたよ。
友達になればいいんですね。はいはいよろしく」
「なんか適当だな」
自己紹介が終わりクエストを再開した。
「それで湖は何処にあるんだもう結構歩いたぞ! 」
「後少しですよそらさん。 そんなに焦らなくてももう着きます」
少し歩き続け水の匂いがして、湖を見つけた
「おっ、あったぞ湖。 さぁはやくクエストクリアをしようぜ」
「あ、待って下さいソラさん。 湖に触れたらだめです」
「え? 」
ミオが言うのが遅くてもう湖に触った。
すると
………
ザブゥゥゥゥン!!
湖の真ん中からでっかいヌルヌルタコが現れた!
「でましたよヌルヌルタコ! 皆さん気をつけて下さい」
「あのぅ…はやく街に帰りたいので~私に任せて貰っても良いですか? 」
「え? ミオお前相手かなり手強いぞ。 お前1人でも無理と思うぞ」
「あ~ソラさんそれ言っちゃだめですよ。 私もかなり強いんで~まぁ拝見して下さい」
ミオが俺たちに任せてと言い、俺とサクラはミオの後ろに行った。
「ではいっきま~す」
「我が声を聞いたまえ! 」
すると空間から黒い穴が出てきた!
「神剣魔法サウザンド・ソード」
黒い穴から何本の剣が現れた。
「なっ! あの魔法まさか! 」
「ではいっきま~す! サウザンド・ソード相手をやっつけろ! 」
何本の剣がヌルヌルタコに攻撃していく。
ゴォォォォォォォォ!!
叫んだ後ヌルヌルタコは黒い霧になり消えていった。
「やった~! 」
「おい今の魔法って、神様の魔法から貰ったやつか! 」
「はいそうですけど? 貴方もしかして人間界の住民ですか? 」
「あぁ、そうだ。俺も元は人間界からやってきた。 まさか俺以外に人間界の住民と会うとは」
「私たち~もしかして運命ってやつだね~。 嬉しい~ソラさん」
「そう言うのは良いから。 クエストクリアもしたし街に戻るぞ」
「は~い」
「わかりました!では街に戻りましょう」
俺たち3人は街に戻りギルドの受付人にクエストクリアの報告をした後ミオとパーティーに加えた。