異世界人
「サクラの魔法ってどんなの使えるの…」
「私は爆撃魔法が使えますよ。仲間になったお詫びに特別に我が真の魔法を見せてあげましょう」
実力の姿を見せるため、街の外にでり、平原に行きモンスターが生息する所に向かった。
そこに新たなモンスター一撃ウルフを見つけた!
「ソラさん今回のモンスターは一撃ウルフです。私の爆撃魔法は魔法の発動には時間がかかります。それで少しソラさん囮になって下さい。囮って言うけどただの足止めをして欲しいだけなのです。
一撃ウルフはあの鋭い歯で捕まったら骨も砕く程の歯で
捕まったらもう死ぬって思って下さい」
「おいそれ危なすぎじゃないのか! 俺捕まったら死ぬじゃないかよ」
「大丈夫ですよ。発動の時間はただ詠唱するだけなのでたった10秒ぐらいですからお願いします。終わったらすぐに逃げて下さい」
「わかった! 俺はお前を信じるぞ」
俺はサクラの言葉を信じて一撃ウルフの方に行った。
サクラはその間詠唱を始める
ギュルルルル!!
一撃ウルフが空に向かっていく。
「おい早くしろ!捕まったら死ぬ~。早く詠唱終わってくれ」
「漆黒の闇 我が一族の魔法で相手に穿て 獄炎の渦を相手に焼き尽くせ 我が力今発揮せよ」
詠唱を言い最後の言葉をだす!
「エスプロジオーネ」
空が黒い曇となり光は、1匹のモンスターに与え
すざましい力となり、夜空に爆発の花を咲かせた!
一撃ウルフに焼き尽くし豪炎の渦が出てきた。
「うぉ~! 」
俺は必死に魔法陣の所から逃げた!
魔法を撃ち、爆風と轟音の衝撃波で木の根っこが引きちぎれ、地面にでっかい穴がでてきた。
「ふっ!我が爆撃魔法がモンスターの塵となっていくがいい!…あ、ソラさん大丈夫かな? 逃げ切れたと思いますけど」
ゴツンッ!
「痛ってぇ~!誰ですか私の頭にど突いたのは」
サクラの頭にげんこつの音が鳴った。
「痛ってぇ~じゃないわ。俺ごと殺す気か。危うく俺もモンスターと一緒に死ぬ寸前だったぞ! 次から気をつけろ」
「分かりました。それで私の爆撃魔法どうでしたか? 役に立ちますよね」
「役に立つけど…そんな姿を見て言われるのはどう思うんだろう」
地面に張り付くサクラだった。
「爆撃魔法は魔力と体力が沢山取られます。 使った後は
地面に倒れるんです。 もちろんご飯を食べたら治りますよ」
「わかったぞ!なんでパーティーに抜けられるか! お前爆撃魔法使った後倒れるからギルドまで運ぶ人がいるからそれを何回もするからパーティーに抜けられるんだ! 」
俺は解決をしてしまった。
「そうです!わかったんならお願いします。運んで下さい! 」
俺はサクラをおんぶをしてギルドまで運んだ。