異世界人
宅配便から荷物を貰い家の鍵を閉め自分の部屋に向かい走り出した。
「どんどんどんどん!」
1階から2階の階段まで足音が鳴り響き部屋のドアの音が鳴った。
「ガチャ!」
部屋に入り机に置いてるパソコンを電源入れ始める。
電源が入るまでにさっき届いた荷物を開け始めゲームソフトを取り出した。
ビリビリビリビリ!
宅配便の荷物に付いてるガムテープをはぎ取る音が鳴り
ゲームソフトのパッケージを開けゲームソフトを取り出し
電源入ったパソコンのCD入れの所に入れた。
カタカタカタ!
パソコンのパスワードを打ち始めの画面にいった。
「さぁてと」
パソコンに入ってるゲームソフトを起動した。
プツン!
急にパソコンの電源が落ち、自分の部屋の電気も消えた。
まるでブレーカーが落ちた感じだった。
部屋中は真っ暗で何も見えない。
「な…? 急に電源が落ちたぞ!ブレーカーでも落ちたのか? 」
椅子から立ち一歩も動かんとそのまま電源が復帰すると思いそのまま立った。
突如光が目の前に現れ、眩しすぎて目を閉じた。
ゆっくり目を開き始める。
「え…?ここはどこ?」
さっきまで自分の部屋に居たのに…今は自分の部屋じゃなく何一つもない世界だった。
「あれ? さっきまで部屋に居たのになぜ荷物もパソコンも無いんだ? ってかここどこだ? 」
するとまた再び光が見え、また目を閉じた。
目を開き周りを見たら目の前にヒゲを生え年頃のおじいちゃんが目の前に現れた。
「えーとすいません、ここは何処ですか?それと貴方は誰? 」
俺はとっさに声を出した。
「ホッホッホ!これはこれは失礼。お名前言うの忘れてしまったの~。 私はゼウスまぁ人間界で言うと神様かな?
ここは新たな人間達を違う異世界に飛ばす場所だよ! 」
……
「え、神様? 神様ってあの神様? 本当に居たんだ神様。
そしてここは俺たち人間達を違う異世界に飛ばす場所って事だな。
…って、なんで俺は呼ばされたん? 」
どきどきしながら、質問を返した。
「なんで呼ばされたって質問だね!それは… 」
「うん…」
唾を喉にゴクン! して待ってる。
「暇だから呼んでしまったの~」
………
「え?暇だから呼んだ! 俺を」
「そうだよ。いや~神様って忙しいって思ってるでしょ!
それは違うよ。神様は人間界を見て悪い人やいい人見るてけどなんか退屈でな。だから暇だからゲームソフトに魔法を掛けたんだよ。それで君がここに呼ばれたって事だな」
ヒゲを触り、先ほど質問された答えをだした。
「え~と、簡単で言うと神様は暇だからゲームソフトに魔法をかけ、それで俺がこの世界にやって来たって事か…」
「そうだよ! 」
……
「このじじぃ~! 暇だからゲームソフトに魔法かけ、
人間界の誰かを連れて来たと! しらねぇよこっちは新しいゲームソフトをしようとしたのに突然この世界に呼ばされどんな異世界転生なんだよ!異世界転生するならな可愛い女性に呼ばれて欲しかったわ!可愛い女性ではなく、ヒゲを生えたじじぃとは俺の理想を…理想を叶えてくれよ~。
それはともかく早く俺を人間界に戻してくれよ。じじぃは暇だけど俺は暇じゃねぇんだよ。さぁ早く戻してくれよ」
怒りだしじじぃに向かって大声を出した。
「え~と少年よ、それは無理なんだよ。 」
「…え? 」
びっくりした顔になりえ?っと声をだした。
俺水島空/16歳/引きこもり
新しいゲームソフトをしようとした瞬間目の前が真っ暗になり、次に光が現れた場所がなんと神様の所だった。
そして……人間界に戻してくれない?