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プロローグ2

サラッと毎日投稿してる人の化け物度が理解できて来た今日この頃(投稿2日目)

 あらすじ:平均を極めた主人公、荒木田 蓮はいつの間にか変な部屋に来ていた


 ・・・・・・・・


 全力でツッコミを入れた蓮は落ち着いて息を整えてから、自分の状況を確認する。


 恰好は寝るときに着てたジャージ、持ち物は……寝てたんだからそりゃ無いか……


 そして確認を終えた後、もう一度周りを見渡してみる。

 すると部屋の端っこの方にこれまた奇抜なデザインをした背丈より少し低い何かを発見する。

 これが先程の電子音を鳴らした物体だろうか。


「うーん、あれは……ATMか?」


 遠目で見てもいまいちはっきりしないので、近くに行ってみることにする。


「うわっ、なんか地面が不安定だな」


 少し足元に気を付けながらその物体の前までやって来ると――


『お取引を開始します』


 といういかにもそれらしい音声が再生される。


「しっかし、ここは何なんだよ……夢の続きってわけではなさそうだしな……」


 定番の頬をつねったりしてみるが予想の通りというか、状況が変化した様子はない。

 その間にもATMらしき機械は動き続け――


『あなたのIDは4283239237です。個体認証を開始します。指先をパネルに押し付けてください』


 ――と聞き覚えのない番号を淡々と述べてくる。


「なんだこの状況……新手の犯罪か何かか?」


 などと呟きつつ現状、他に何が出来る訳でもないので仕方なく右手の人差し指を透明なパネルに押し付ける。


『――個体認証完了しました。これより手続きを開始いたします』


 告知とともに画面には入力フォームが表示される。

 入力項目は名前、生年月日、性別がある。


「こんな怪しい状況で本名入力するやついるのか……」


 この個人情報が犯罪に多用される時代、高校生である蓮はそれこそ口を酸っぱくして取り扱いには注意しろと言われ続けてきているので、とりあえず自分がゲームをするときに必ず使用する『ロト』という名前を入力し、フォームを埋めてから下にある「次へ」を押す。

 余談だが蓮はボッチ……もとい一人で居ることが多かったため、携帯用ゲーム機のプレイしたジャンルはRPG系に止まらず幅が非常に広い。


「あれ?普通に先へ進めちゃったな」


 少し疑問に思いつつ、次に性格診断テストのようなものが始まる。


「非常に重要なので正確に入力してくれ、か。こういう1~5で選択していくアンケートは結構好きなんだよな」


 実際、蓮はスマホでも性格診断や適性診断を割と頻繁に行っていた。

 こういう五択は『とても良い』『どちらかというとよい』『どちらでもない』『どちらかというと悪い』『とても悪い』などの選択肢がありがちだが、哀しいかな。決断力に欠ける蓮は、大体答えが真ん中に集まりがちだ。

 そんな調子でサクサク進めていくと画面に処理中の文字が表示される。


「んでこれは結局何なんだよ……」


 しばらくすると『完了しました』のアナウンスの後、突然画面が青っぽい背景に変わり『ようこそ』の文字が表れる。


「ちょっと懐かしい画面だな!?」


 一世代前は確か……うっ、頭が、などど言っている内に画面が切り替わり――


『それでは異世界の旅をお楽しみ下さい』


 という機械的な女性の声とともに何故か意識は薄れていった。



 ・・・・・・・・



 久しくなかった眩しさで目が覚めるという状況に首を傾げながら、目をこすりながら起き上がる。


 あくびをしながらよく分からない声を絞り出しつつ目を開けると、


「……マジか」


 そこは砂漠であった。


 ここで一口に砂漠と言っても、日本人がすぐ想像する砂漠は砂砂漠というタイプに分類され地球上の砂漠の実は20%にも満たないものであり、今、蓮の目の前に広がっているのは地球上で最も分布範囲が広い岩石砂漠であった。


 蓮はなぜ自分がこんな所に居るのか全く分からなかったが――


 たしか最後に異世界とか言ってたか? となると、こうだろ!


「ステータスオープン!!」


『念じるだけで可』という謎の言葉が頭の中に浮かび上がってくる。


 少し赤面しつつ、再び念じると『チュートリアルを終了します。』の文字が再び脳裏に浮かび、同時に眼前に大きめのタブレットサイズの画面が現れた。


 チュートリアル終わるの早えよ!目的地近くのカーナビか!


 という微妙過ぎるツッコミを心の中でしつつ、その表示を読み取ると――



 名前:ロト

 種族:ヒューマン

 年齢:17

 職業:村人

 状態:良好

 レベル:1


 体力:100

 魔力:100

 敏捷:100

 器用:100

 精神:100

 幸運:100


 スキル:ステータス利用(SSS)

 称号:転移者



「ステータスキターーーーーー!!」




 ――――――――――――


 以下ステータス説明(読まなくても大して支障はないと思われます)

 (ざっくりした説明なのでよく分からん状態です)


 初期ステータスの値が全て100なのはステータスという概念が世界の住民(人種)全体の能力の中央値を100と考える、というのが元です。

 つまりこの時点での主人公の能力値は上から数えても下から数えても(全人口割る2)番目にいるということになります。(平均とは割と大きく異なります)


 例えばこの時点で敏捷の値が200になったからといってそのまま2倍速く走れるようになる、というわけではありません。(当然かなり速くはなりますが……)

 あくまで大きな集合のうちの一要素とお考え下さい。


 体力とはHP的な概念ではなく筋力、柔軟力、持久力等の複合ステータスです。また疲弊等による一時的な減少は発生しません。加齢などにより減少することはあります。


 魔力とはMP的概念を包括的に集約したステータスです。これも使用によって減少することはありません。あくまで表示は最大時の保有魔力量となります。また熟練により燃費の向上があった場合も上昇します。


 敏捷は主に反応速度や身のこなしの正確性にかかわるステータスです。個人的に一番好きなステータスです。


 器用は主に生産系の行動を起こしたときに関与するステータスです。(罠解除の成功率等にも大きく影響します)


 精神は精神異常耐性値となります。あまり必要を感じておりません。(後の仕様で意外と重要になっており微妙な気持ちになっております……)


 運は、まあ、そうねえ……


 職業村人についてはこの世界に学生という職業区分がないための緊急的措置です。お察しください。(学校は一応存在しますが職業として一般に認められていない、ということになります)

 HP、MPに関しては個人的に物語上でのシステムとして欠陥を感じ、あまり好まない形態であるため記載していません。(面倒だから?ナンノコトカナ?)

ロトっていうのはスペイン語ではすって意味だそうです。

2秒半で名前決めた割にはあまりにそれっぽくなってしまった、やばいやばい


ステータスの設定、特に体力が理解しにくいのは仕様ですので心配しないでください。(17/06/09追記)

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